鋤骨
鋤骨(じょこつ)(羅名vomer pl,vomeris )とは、頭蓋骨を構成する皮骨性由来の骨で、一次口蓋を構成する最前部の骨である。
骨: 鋤骨 | |
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頭蓋内での鋤骨(じょこつ)の位置。 | |
名称 | |
日本語 | 鋤骨 |
英語 | vomer bone |
ラテン語 | vomer |
関連構造 | |
上位構造 | 頭蓋骨 |
画像 | |
アナトモグラフィー | 三次元CG |
関連情報 | |
MeSH | Vomer+Bone |
グレイ解剖学 | 書籍中の説明(英語) |
ヒトの鋤骨は、前頭部に1つ存在し、篩骨とともに鼻中隔の後下部を形成し、鼻腔構造を支持する骨である。上縁には両側に開く鋤骨翼を有し[1]、その鋤骨翼によって蝶形骨と共に口外骨鞘突管をなす。側面観は滑らかな平板状であり、後上方から前下方に向かい溝が走っている。
鋤骨と連結する骨
編集脚注
編集参考文献
編集- 原著:森於菟、改訂:森富「骨学」『分担 解剖学1』(第11版第20刷)金原出版、東京都文京区、2000年11月20日、19-172頁。ISBN 978-4-307-00341-4。
外部リンク
編集- 鋤骨 - 慶應医学部解剖学教室 船戸和弥