諸塚村

宮崎県東臼杵郡の村

諸塚村(もろつかそん)は、宮崎県北部にある東臼杵郡に属する。面積あたりの林道の密度は日本一である。

もろつかそん ウィキデータを編集
諸塚村
諸塚村旗 諸塚村章
諸塚村旗 諸塚村章
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 宮崎県
東臼杵郡
市町村コード 45429-0
法人番号 9000020454290 ウィキデータを編集
面積 187.56km2
総人口 1,314[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 7.01人/km2
隣接自治体 東臼杵郡美郷町椎葉村西臼杵郡五ヶ瀬町日之影町高千穂町
村の木 クヌギ
村の花 ヤマザクラ
村の鳥 メジロ
諸塚村役場
村長 藤崎猪一郎
所在地 883-1301
宮崎県東臼杵郡諸塚村��字家代2683番地
北緯32度30分44秒 東経131度19分49秒 / 北緯32.51219度 東経131.33031度 / 32.51219; 131.33031座標: 北緯32度30分44秒 東経131度19分49秒 / 北緯32.51219度 東経131.33031度 / 32.51219; 131.33031
地図
村役場位置

諸塚村役場
諸塚村役場
外部リンク 公式ウェブサイト

諸塚村位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
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諸塚村中心部(かさ上げ工事前の2008年撮影)

地理

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宮崎県内陸部の九州山地に位置しており、全体が山地である。

  • 山:諸塚山・黒岳・真弓岳・九郎山
  • 川:耳川・柳原川・七ツ山川
  • ダム:塚原ダム諸塚ダム ・山須原ダム・宮の元ダム

地籍調査の進捗率は100%(2009年度末時点)[1]

隣接市町村

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地名

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  • 家代
  • 七ツ山

村政

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国政・県政

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国政

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衆議院小選挙区選挙では宮崎2区(延岡・日向・西都・児湯郡・西臼杵郡・東臼杵郡)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。

なお道休誠一郎民主党)が比例で復活当選している。

宮崎県議会

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本町と諸塚村椎葉村門川町で選挙区をなす。定数は1人。近年選出の宮崎県議会議員は以下のとおり[2]

  • 2019年4月
    • 安田厚生

歴史

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詳細は公式ウェブサイトを参照。

近現代

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  • 1889年5月1日 - 村制施行。家代村と七ツ山村が合併し、諸塚村が誕生。当時の所属郡は西臼杵郡
  • 1899年 荒谷小学校開校
  • 1907年「諸塚村是」で林業を主産業とする方針を提示(林業立村の宣言)
  • 1932年 - 富高(現め日向市)からの県道(現・国道327号、通称:百万円道路)が諸塚まで開通。
  • 1938年 当時日本一の塚原ダムと塚原発電所が竣工
  • 1947年 諸塚中学校開校
  • 1947年4月3日 - 第1回成人祭(成人式)挙行。成人式発祥の地とされる。
  • 1949年 村内全域に公民館組織整備      村婦人連絡協議会発足
  • 1949年4月1日 - 所属郡を西臼杵郡から東臼杵郡に変更。前述の百万円道路開通により日向市方面との交流が深まったことによる。
  • 1952年 村役場が現在地に新築移転
  • 1960年 家代小を諸塚小学校に改称
  • 1963年 中央公民館が完成
  • 1968年 七ツ山中学校 閉校
  • 1973年 村民憲章制定
  • 1978年 村文化協会発足
  • 1984年 村観光協会発足      村商工会館完成
  • 1986年 第1回諸塚山山開き
  • 1987年 村役場新庁舎落成
  • 1988年 諸塚自治公民館連絡協議会が農林水産祭村づくり部門で天皇杯を受賞
  • 1989年 フォレストピア六峰街道開通
  • 1990年 国土保全森林作業隊発足
  • 1993年 諸塚神楽が国の選択無形民俗文化財に
  • 1995年 国土保全森林作業隊が「ウッドピア諸塚」に改組     県内初の人工芝野球場完成
  • 1997年 高冷地園芸団地完成 ミニトマト栽培開始     産直住宅プロジェクト始まる
  • 1999年 - ネパールマルファ村より親善大使が来訪。
  • 2000年 第1回九州玉入れ選手権大会開催     活力あるまちづくり自治大臣賞受賞
  • 2001年 観光案内所「しいたけの館21」と「どんこ亭」オープン 11月21日-27日 - ネパールのマルファ村より4名の親善大使が来訪。
  • 2004年 FSC森林認証を取得
  • 2005年 台風14号で中心商店街に記録的被害
  • 2006年 立岩小学校閉校
  • 2012年3月22日 - 諸塚診療所開設。
  • 2014年 希少植物キレンゲショウマを村天然記念物に指定
  • 2015年 40年ぶりの村長選挙     高千穂郷・椎葉山地域として世界農業遺産に認定

経済

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産業

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  • 農業(シイタケなどの栽培)
  • 林業
  • 畜産業(牛の林間放牧)

地域

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人口

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諸塚村と全国の年齢別人口分布(2005年) 諸塚村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 諸塚村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
諸塚村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 4,582人
1975年(昭和50年) 3,872人
1980年(昭和55年) 3,470人
1985年(昭和60年) 3,212人
1990年(平成2年) 2,917人
1995年(平成7年) 2,687人
2000年(平成12年) 2,402人
2005年(平成17年) 2,119人
2010年(平成22年) 1,882人
2015年(平成27年) 1,739人
2020年(令和2年) 1,486人
総務省統計局 国勢調査より


教育

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中学校

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村立

小学校

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村立
  • 諸塚小学校
  • 荒谷小学校
  • 七ツ山小学校

交通

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空港

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鉄道

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バス路線

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宮崎交通塚原車庫。塚原バス停に併設され、バス2台+αを収容可能。2階に乗務員宿泊施設が整備されている。写真はいわゆる貨客混載によるヤマト運輸車両からの貨物搭載作業中の風景。

一般路線バス

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  • 宮崎交通 - 日向市中心部と諸塚村を結ぶバス路線を1路線運行する。村外と諸塚村を結ぶ公共交通はこれのみ。
  • 塚原停留所にバス2台分の車庫と宿泊所が整備されており、運転士2名が毎夜宿泊して上椎葉発及び塚原発の始発便を運行している。
  • 諸塚交通 - 地域バス、ふれあいタクシーなどの村内公共交通を運行。

道路

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高速道路の最寄りインターチェンジは九州自動車道御船インターチェンジ東九州自動車道日向インターチェンジなど。

一般国道

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県道

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主要地方道
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一般県道
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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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  • しいたけの館21
  • 池の窪グリーンパーク
  • 塚原ダム(登録有形文化財)(近代化産業遺産)
  • 紋原のフクジュソウ自生地(県天然記念物)
  • ゴロウソウの滝
  • 諸塚神楽(戸下・南川・神楽) 国選択無形民俗文化財 宮崎県重要無形民俗文化財
  • 諸塚山山開き (3月第一日曜日)

脚注

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外部リンク

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