西沢 義徴(にしざわ ぎちょう、1888年明治21年)11月21日[1] - 1967年昭和42年〉7月28日[2])は、日本外交官台湾総督府官僚台北市尹高雄州知事。

西沢義徴

経歴

編集

高知県、のちの安芸市出身[2]1913年大正2年)、京都帝国大学法科大学法律科を卒業し、高等文官試験に合格[3]神奈川県属、同理事官外務事務官、大使館三等書記官、同二等書記官、安東領事・関東庁事務官・朝鮮総督府事務官、福州総領事・台湾総督府事務官を歴任した[1][3]1929年(昭和4年)、台湾総督府税関長に転じ、台北市尹高雄州知事を務めた[4]

1935年(昭和10年)に退官した後は、台湾合同鳳梨株式会社常任監査役を務めた[4]。戦後は、安芸高等学校東京同窓会長を務めた[2]

脚注

編集
  1. ^ a b 『台湾人士鑑』台湾新民報社、1937年、p.519。
  2. ^ a b c 安芸市史編纂委員会 1976, 246頁.
  3. ^ a b 帝国大学出身名鑑 1932.
  4. ^ a b 人事興信録 1939.

参考文献

編集