草野駅 (福島県)
福島県いわき市平泉崎にある東日本旅客鉄道の駅
草野駅(くさのえき)は、福島県いわき市平泉崎字向原(むかいばら)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[2]。
草野駅 | |
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駅舎(2022年4月) | |
くさの Kusano | |
◄いわき (5.4 km) (4.4 km) 四ツ倉► | |
所在地 | 福島県いわき市平泉崎字向原1[1][2] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■常磐線 |
キロ程 | 214.8 km(日暮里起点) |
電報略号 | クサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
397人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)8月29日[1][2] |
備考 | 無人駅[1](乗車駅証明書発行機 有) |
歴史
編集- 1897年(明治30年)8月29日:日本鉄道の駅として開業[2][3]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる[3]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称の制定により、常磐線の所属となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1980年(昭和55年)4月1日:貨物の取り扱いを廃止[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の扱いを廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3]。
- 2011年(平成23年)
- 2020年(令和2年)3月14日:東京近郊区間に編入される[4]。ICカード「Suica」の利用が可能となる[4]。終日無人化。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][5]。
駅構造
編集2面3線のホームを持つ地上駅である[2]。互いのホームは跨線橋で連絡している。いわき統括センター(いわき駅)が管理する無人駅である。
2022年(令和4年)には旧駅舎を取り壊し、コンパクトな駅舎が完成した。乗車駅証明書発行機、簡易Suica改札機、運行情報を伝えるモニター、待合室、自動販売機が設置されている。
留置線があり、普通列車の車両の夜間留置が行われる。2016年(平成28年)3月26日の改正で、特急はすべていわき駅でそのまま留置するように見直された。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■常磐線 | 上り | いわき・水戸方面[6] |
3 | 下り | 原ノ町・仙台方面[6] |
- 2番線は当駅始発の列車が使用する。
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旧駅舎(2013年1月)
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改札口(2022年4月)
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待合室(2022年4月)
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1番線ホーム(2022年4月)
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2・3番線ホーム(2022年4月)
利用状況
編集JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 584 | [利用客数 1] | ||
2001年(平成13年) | 548 | [利用客数 2] | ||
2002年(平成14年) | 567 | [利用客数 3] | ||
2003年(平成15年) | 522 | [利用客数 4] | ||
2004年(平成16年) | 502 | [利用客数 5] | ||
2005年(平成17年) | 467 | [利用客数 6] | ||
2006年(平成18年) | 451 | [利用客数 7] | ||
2007年(平成19年) | 449 | [利用客数 8] | ||
2008年(平成20年) | 455 | [利用客数 9] | ||
2009年(平成21年) | 455 | [利用客数 10] | ||
2010年(平成22年) | 424 | [利用客数 11] | ||
2011年(平成23年) | 非公表 | |||
2012年(平成24年) | 96 | 287 | 383 | [利用客数 12] |
2013年(平成25年) | 97 | 294 | 392 | [利用客数 13] |
2014年(平成26年) | 102 | 287 | 389 | [利用客数 14] |
2015年(平成27年) | 110 | 312 | 422 | [利用客数 15] |
2016年(平成28年) | 108 | 305 | 414 | [利用客数 16] |
2017年(平成29年) | 105 | 301 | 407 | [利用客数 17] |
2018年(平成30年) | 104 | 292 | 397 | [利用客数 18] |
駅周辺
編集- 甲塚古墳
- ジェイアールバス関東いわき支店
- いわき市立草野小学校
- いわき市立草野中学校
- 福島県立聴覚支援学校平分校
- 草野郵便局
- 国道6号(陸前浜街道)
- 常磐バイパス
- 福島県道15号小名浜四倉線
- 福島県道35号いわき浪江線
- 福島県道159号草野停車場線
- 赤沼川
- 夏井川
- 新舞子海岸・新舞子ビーチ
- マルト SC草野店
- 新常磐交通「草野駅前」停留所 -「いわき駅・草野駅」線[7]
その他
編集福知山線(JR宝塚線)にも同名の駅(兵庫県丹波篠山市)があることから、乗車券類の券面には「(常)草野」と表記される(Suicaなどの全国交通系ICカードの取り扱い開始は同名の駅の方が早い)。
隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集- ^ a b c d e “駅の情報(草野駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、20頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、433-434頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『常磐線(富岡駅~浪江駅間)の運転再開について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月17日。オリジナルの2020年1月17日時点におけるアーカイブ 。2020年1月17日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月1日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(草野駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “新常磐交通株式会社 バス時刻表” (PDF). 新常磐交通. 2024年11月3日閲覧。
利用状況
編集- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月6日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(草野駅):JR東日本