男と男の生きる街
『男と男の生きる街』(おとことおとこのいきるみち)は、1962年1月14日に公開さ���た日活映画である。監督は舛田利雄[1][2]。
男と男の生きる街 | |
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監督 | 舛田利雄 |
脚本 | 熊井啓、舛田利雄 |
製作 | 水の江滝子 |
出演者 |
石原裕次郎 芦川いづみ 渡辺美佐子 加藤武 |
音楽 | 伊部晴美 |
撮影 | 山崎善弘 |
編集 | 辻井正則 |
制作会社 | 日活 |
配給 | 日活 |
公開 | 1962年1月14日 |
上映時間 | 94分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
若い新聞記者の男が追う殺人事件と、5年前に起きた、刑事であった自らの父親が同僚に誤って射殺された事件が交差する[3]。
あらすじ
編集芸者だった冴子は、密輸業者の坂口からフランス行きを誘われる。その後、彼女は画家の朝倉と恋に落ちるも、坂口に知られて帰国させられる。その後、彼女の後を追うように帰国した朝倉のもとに坂口が訪れる。朝倉は坂口をゆすったところで殺される。 その後、冴子の弟で、広洋丸の船員でもある松丸が、主任刑事・北川始によって逮捕される。 毎朝新聞の記者・岩崎捷夫がこの逮捕に疑問を抱いていた矢先、朝倉の妹・和枝から、朝倉がフランスから帰る途中の船で撮影した写真を見せてもらう。 そこには、広洋丸にいた冴子が朝倉と一緒に写っており、岩崎は現場で彼女を見かけたことを思い出す。 また、北川は過去に広洋丸で起きた密輸事件を追う中で、刑事だった岩崎の父を死なせた過去があった一方、岩崎の妹・恵美は北川のことを愛していたため、岩崎はその間で揺れていた。
その後、釈放された松丸が殺されたことを知った冴子は、岩崎に真相を明かす。坂口は岩崎と冴子を呼び寄せた後、北川を殺す。そして、岩崎の父の死が坂口の策略だったことが判明する。 パトカーが近づく中、岩崎は冴子を連れて、北川とともにその場から脱出する。
配役
編集スタッフ
編集倂映作品
編集- 『さよならの季節』
外部リンク
編集脚注
編集- ^ “デジタル大辞泉プラス「男と男の生きる街」の解説”. KOTOBANK. 2022年7月13日閲覧。
- ^ 日活アクションの華麗な世界:1954-1971 第三章 影の喪失-全盛期における裕次郎のアクション映画 p.72-80 ISBN 4624710878
- ^ “男と男の生きる街”. 日本映画情報システム. 2022年7月13日閲覧。