田平町
日本の長崎県北松浦郡にあった町
田平町(たびらちょう)は、かつて長崎県北西部、北松浦半島北西端にあった町。北松浦郡に属していた。 かつては日本最西端の駅であったたびら平戸口駅がある町で、隣接する平戸市とは平戸大橋で接続する。
たびらちょう 田平町 | |||||
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廃止日 | 2005年10月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 平戸市・生月町・大島村・田平町⇒平戸市 | ||||
現在の自治体 | 平戸市、佐世保市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 長崎県 | ||||
郡 | 北松浦郡 | ||||
市町村コード | 42385-8 | ||||
面積 | 34.61 km2 | ||||
総人口 |
7,707人 (2005年5月1日) | ||||
隣接自治体 | 松浦市・北松浦郡江迎町 | ||||
町の木 | いぬ槙 | ||||
町の花 | やぶ椿 | ||||
田平町役場 | |||||
所在地 |
〒859-4891 長崎県北松浦郡田平町里免27-1 | ||||
外部リンク | 田平町(アーカイブ版) | ||||
座標 | 北緯33度21分33秒 東経129度35分18秒 / 北緯33.35928度 東経129.58842度座標: 北緯33度21分33秒 東経129度35分18秒 / 北緯33.35928度 東経129.58842度 | ||||
ウィキプロジェクト |
1955年に一部を江迎町(現・佐世保市)に編入後[1]、2005年10月1日に平戸市・生月町・大島村と合併(新設合併)して平戸市となり自治体としては消滅した。
地理
編集北松浦半島の北西端に位置する。町内には多数のため池が点在する。
- 山:吹上山、石室山、蛇焼山、高串山
- 島嶼:横島[2]、小島、蟇蛙島、ツラレ島
- 河川:久吹川、釜田川、浦谷川、坂瀬川
- ダム・溜池:久吹ダム、焼山池、鴫山池、丸米池、瀬戸池、馬込池
- 港湾:田平港(日ノ浦)
- 海域:平戸瀬戸
隣接していた自治体
編集地域
編集地名
編集合併し平戸市となって以降は、免の名称に「田平町」を冠し「田平町○○免」と表記している。
- 旧田平村
- 上亀免(かみがめめん)
- 小崎免(こざきめん)
- 里免(さとめん)
- 下亀免(しもがめめん)
- 岳崎免(たけざきめん)
- 福崎免(ふくざきめん)
- 横島免(よこしまめん)
- 旧南田平村
南田平村時代は「小手田」「下寺」の大字を冠した。
- 旧大字小手田
- 一関免(いっせきめん)
- 大久保免(おおくぼめん)
- 荻田免(おぎためん)
- 小手田免(こてだめん)
- 野田免(のだめん)
- 本山免(もとやまめん)
- 山内免(やまのうちめん[3])
- 旧大字下寺
歴史
編集沿革
編集行政
編集歴代町長
- 早田次夫(1954年4月20日-1958年4月19日)
- 梶川財基(1958年4月20日-1982年4月19日)
- 稲澤憲二(1982年4月20日-1998年4月19日)
- 山崎雄士(1998年4月20日-2005年9月30日)
教育
編集- 田平町立北小学校
- 田平町立東小学校
- 田平町立南小学校
- 田平町立田平中学校
- 長崎県立北松農業高等学校
交通
編集空港
編集町内には空港はない。長崎県内での最寄の空港は、大村市にある長崎空港である。
鉄道路線
編集中心駅はたびら平戸口駅
道路
編集高速道路なし
- 最寄りインターチェンジは西九州自動車道佐々インターチェンジ。
有料道路
編集一般国道
編集県道
編集名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集脚注
編集参考文献
編集- 角川日本地名大辞典 42 長崎県
- 長崎県告示第391号の2「市町村の廃置分合」 長崎県公報 平成17年4月6日付号外(国立国会図書館デジタルコレクション)※PDFデータ
関連項目
編集- 長崎県の廃止市町村一覧
- 長尾鼻#夏泊 - 鳥取県にある漁村。戦国時代に梶面村(田平町)の漁師が移住してつくった港町。
外部リンク
編集- 遊・RUNたびら(2005/08/09アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- 北松西部地域合併協議会(2005/09/20アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project