極性寺 (富山市)
富山市にある寺院
極性寺(ごくしょうじ)は、富山県富山市にある真宗大谷派の寺院。山号は舘定山。本尊は阿弥陀如来。開基は、親鸞の直弟子「越中三坊主」の一人である極性房(教順房)。
極性寺 | |
---|---|
所在地 | 富山県富山市安田町1-11 |
位置 | 北緯36度41分54.564秒 東経137度12分29.768秒 / 北緯36.69849000度 東経137.20826889度座標: 北緯36度41分54.564秒 東経137度12分29.768秒 / 北緯36.69849000度 東経137.20826889度 |
山号 | 舘定山 |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 真宗大谷派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
開基 | 極性房(教順房) |
法人番号 | 6230005001130 |
歴史
編集極性寺は、もと新川郡下条郷水橋舘(みずはしたち、現・富山市水橋舘町)に所在した真言宗寺院であったが、1207年(建永2年)に念仏停止弾圧を受けた親鸞が越後国府に流される道中、この極性寺に逗留し住職を教化、法名「教順房」及び、名号として九字「南無不可思議光如来(なむふかしぎこうにょらい)」と十字「帰命尽十方無碍光如来(きみょうじんじっぽうむげこうにょらい)」を与えた。その極性房(教順房)により同地において浄土真宗の寺院として同年開山した。
教順房は他の持専房、願海房とともに直弟子として親鸞に同道して越後国府に行き、翌年に親鸞の命により、越中三坊主は他力念仏の教化を目的として越中国へ戻り、教線を拡大した。