桃源寺

滋賀県大津市にある臨済宗永源寺派の寺院

桃源寺(とうげんじ)は滋賀県大津市にある臨済宗永源寺派の寺院山号は吉田山。

桃源寺
桃源寺の正面
桃源寺の正面
所在地 滋賀県大津市西ノ庄13番18号
位置 北緯35度00分03.6秒 東経135度53分14.8秒 / 北緯35.001000度 東経135.887444度 / 35.001000; 135.887444座標: 北緯35度00分03.6秒 東経135度53分14.8秒 / 北緯35.001000度 東経135.887444度 / 35.001000; 135.887444
山号 吉田山
宗派 臨済宗永源寺派
本尊 薬師如来
創建年 明和3年(1766年
開山 一要智観
中興年 明治元年1月26日
中興 松庵宗晋
正式名 吉田山 桃源禅寺
公式サイト 臨済宗永源寺派桃源寺
法人番号 2160005000894 ウィキデータを編集
桃源寺の位置(滋賀県内)
桃源寺
桃源寺
桃源寺 (滋賀県)
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歴史

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桃源寺は元禄13年(1700年)創立、浄居寺と称されていたが明和3年(1766年江戸城御典医吉田桃源が江戸城西ノ丸安置の薬師如来智証大師作)を拝領し当寺に奉安し本尊とし桃源寺と改称された。古都大津市の中心地に在り山門旧東海道、裏庭が琵琶湖南岸に接する風光明媚な景観に恵まれた寺であった。昭和40年代に入り、大津市の湖岸道路建設計画の埋立てに伴いその景観は失った。旧本堂は築250年を超える歴史を持つ文化財であった。古い資料に依れば明治29年9月11日琵琶湖の大水害[1]のため山内の建物の大半が大破。この後、残存せる庫裡・土蔵を売却し本堂の修復が行われた由である。昭和59年前住職の入寺後、諸伽藍が修復され本堂庫裡書院が建立された[2]

歴代住職

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  • 開山 - 一要智観大和尚禅師(永源百八世)(宝暦12年3月16日)
  • 創建 - 願海正我(天明元年5月21日)
  • 即宗正見(文化14年4月16日)
  • 古陵祖因(天保10年12月8日)
  • 中興 - 松庵宗晋(明治元年1月26日)
  • 純翁宗弼(明治8年1月26日)
  • 楊州玄禕(明治15年3月5日)
  • 一誠悦公(大正5年2月25日)
  • 諦洲観公(昭和2年10月1日)
  • 大紘哲老(昭和12年12月25日)
  • 柴田義道(昭和59年10月20日)[2]
  • 布目大義(平成27年4月1日)

境内

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境内には本堂、聖観音仏像、琵琶湖子安地蔵尊などが建立する。

琵琶湖子安地蔵尊

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琵琶湖子安地蔵

山内には「琵琶湖子安地蔵尊」が安座され、一家の繁栄と心のやすらぎを祈念する安産・子授け祈願、更に水子供養が行われている。

仏像

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出典

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  1. ^ 琵琶湖の洪水の歴史”. 琵琶湖河川事務所. 国土交通省 近畿地方整備局. 2017年3月12日閲覧。
  2. ^ a b 『永源寺派 寺院録』昭和62年版。

外部リンク

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