心理ゲーム
心理ゲーム(Mind games)、マインドゲームとは、人間の競争行為であり、心理学では3つの定義がある。
意識的ゲーム
編集心理ゲーム(mind games)の語は 1968年に初めて用いられた[4]。今日では「威信のための闘争」というゲームは、企業政治、スポーツ、人間関係にて日常的にみられる[5]。
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無意識的ゲーム
編集→「交流分析 § ゲームとその分析」も参照
エリック・バーンの交流分析理論では、心理ゲームについて「社会的・心理的に隠された交流」という視点からゲームを説明している[6]。典型的な例としてバーンは以下のゲームを挙げている[7] 。
カウボーイ「納屋を見に行きませんか?」
女性「私、昔から納屋を見るのが大好きなの!」
これは社会的には納屋の話題ではあるが、心理的には浮気・セックスの提案である。
ゲームの種類について、バーンは30-40種を著書で挙げている[8]。交流分析家、アルコホーリクス・アノニマス、アラノンなどは「ゲームは制度化されつつある社会において、優勢的であり、しかも深いところに根付いている。誰もが知っているゲームのルールに基づいてプレイすることに、多かれ少なかれ同意している。アルコール依存症、ファイブハンドレッドなどがこれを示している…。社会制度は、さまざまなゲームプレイヤーを生み出してきた」と述べている[9]。
マインドスポーツ
編集→詳細は「マインドスポーツ」を参照
カードゲーム、囲碁、将棋、チェスは、マインドスポーツとして著名である。
脚注
編集- ^ Gita Mammen, After Abuse (2006) p. 29
- ^ Eric Berne, Games People Play (1966) p. 45
- ^ “mind game”. The Free Dictionary. 2012年8月9日閲覧。
- ^ Google ngrams
- ^ Jacques Lacan, Ecrits: A Selection (London 1997) p. 68
- ^ John McCleod, An Introduction to Counselling (2009) p. 255-6
- ^ Berne, p. 32
- ^ Berne, p. 64-147
- ^ John Dusay, "Transactional Analysis", in Eric Berne, A Layman's Guide to Psychiatry and Psychoanalysis (Penguin 1976) p. 309-10