帝塚山学院短期大学

廃止された大学

帝塚山学院短期大学(てづかやまがくいんたんきだいがく、英語: Tezukayama Gakuin College)は、大阪府堺市晴美台4-2-2[注釈 1]に本部を置いていた日本私立大学である。1950年に設置され、2000年に廃止された。

帝塚山学院短期大学
大学設置 1950年
創立 1916年
廃止 2000年
学校種別 私立
設置者 学校法人帝塚山学院
本部所在地 大阪府堺市晴美台4-2-2[注釈 1]
学部 文学科
◎文芸専攻
◎英文専攻
家政学科
◎服飾専攻
◎食物栄養専攻[注 1]
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概要

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大学全体

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建学の精神(校訓・理念・学是)

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  • 帝塚山学院短期大学における建学の精神:「力の教育」

教育および研究

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  • 帝塚山学院短期大学に置かれていた学科としてまず文学科がある。なかでも、文芸専攻は日本における文芸の歴史・理論などに主眼をおいた教育が行われ、ほか、詩人作家新聞社広告会社の人々によるコピーライティング、「文章表現」といった講義や文芸鑑賞、古典芸能鑑賞、文学遺跡の探訪といった行事も行われていた。英文専攻では、会話中心のカリキュラムが組まれており、スピーチコンテスト海外研修といったイベントも行われていた。
  • 家政学科にはが「衣料管理士」・「生活文化」の各コースからなる服飾専攻と「食品衛生管理者」・「国際食文化」の各コースからなる食物栄養専攻があった。。後者では、外国人講師による「調理実習」も行われていた。
  • 海外研修制度としてアメリカイギリスにて行われていた。

学風および特色

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  • 帝塚山学院短期大学は開学以来、女子を対象とした短大となっていた。

沿革

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基礎データ

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所在地

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  • 堺キャンパス(大阪府堺市晴美台4-2-2[注釈 1]
  • 旧・住吉キャンパス(大阪府大阪市住吉区帝塚山中3-9-2[45][46]

象徴

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  • 右記資料も参照のこと[47]

教育および研究

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組織

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学科

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第二部が設置されていた学科・専攻

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専攻科

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  • 文芸専攻 入学定員30名[53]

別科

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  • なし

取得資格について

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資格
教職課程

研究

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  • 『帝塚山学院短期大学研究年報』[56]
  • 『加藤道夫の生涯』[57]ほか。

大学関係者と組織

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大学関係者一覧

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歴代学長

出身者

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施設

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キャンパス

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  • 大学とは別に短大独自のキャンパスを擁していた。

対外関係

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系列校

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卒業後の進路について

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就職について

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編入学・進学実績

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  • 全学科を含めて、系列の帝塚山学院大学への編入学者が多いものとなっていた。

関連項目

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注釈

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注釈グループ

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  1. ^ a b 大阪府堺市南区晴美台4-2-2。統合先の帝塚山学院大学現在地
  2. ^ 帝塚山学院大学へ統合のため平成10年度より学生募集停止[1][3]
  3. ^ a b 出典[4]
  4. ^ a b 現在の文部科学省
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af のみ
  6. ^ a b 出典[32][33]
  7. ^ a b c d 最終募集となった1997年における体制[48][49]
  8. ^ a b c 最終募集となった1978年における体制[50][26]

補足

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  1. ^ ほか学科も参照のこと。
  2. ^ 現在の堺市に相当。
  3. ^ うち私立短期大学132校
  4. ^ 短期大学名 帝塚山学院短期大学
  5. ^ 出典[5][6][7]
  6. ^ 出典[8][9]
  7. ^ ほか右記資料も参照のこと[11][12][13]
  8. ^ 出典[14][15]
  9. ^ 昨年度の資料[14]及び本年度のそれ[17]とを見比べた結果から。
  10. ^ 文芸科を文科に改称する昨年度の資料[17]及び本年度のそれ[18]とを見比べた結果から。
  11. ^ 出典[23][24]
  12. ^ 昭和54年度より学生募集停止[25]昨年度の資料[26]及び本年度のそれ[27]も其々参照のこと。
  13. ^ 出典[35][36]昨年度の資料[37]及び本年度のそれ[38]も其々参照のこと。
  14. ^ 出典[40]。うち1回生 487[41]
  15. ^ 右記資料が最終となっているが、募集停止され始めた年度の記載がないため、詳細は不明[51][52]

出典

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  1. ^ a b 文教協会'1998.
  2. ^ 官報 1950年09月14日より。
  3. ^ 大学資料 (137)より。
  4. ^ 文教協会'2000.
  5. ^ 文部省a, p. 39.
  6. ^ 文部省b, p. 4.
  7. ^ 日本教育年鑑より。
  8. ^ 全国学校名鑑 昭和25年版より。
  9. ^ 旺文社1950-01, p. 89.
  10. ^ 文部省c, p. 5.
  11. ^ 全国大学大観 昭和30年版より。
  12. ^ 戦後高等教育の展開と課題 (指導科報告シリーズ ; no.5)より。
  13. ^ 日本大学大鑑 1977年版より。
  14. ^ a b 短期大学一覧 昭和25年5月1日現在より。
  15. ^ 文部省d, p. 9.
  16. ^ 学校法人一覧 昭和34年度より。
  17. ^ a b 短期大学一覧 昭和26年度 (短期大学資料 ; 第3号)より。
  18. ^ 短期大学一覧 昭和27年度 (短期大学資料 ; 第5号)より。
  19. ^ 文部省'54, p. 1380.
  20. ^ 短期大学一覧 昭和31年度 (短期大学資料)より。
  21. ^ 文部省'66, p. 38.
  22. ^ 文部省'67, p. 39.
  23. ^ 文部省学術局'1968.
  24. ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
  25. ^ 文部省大学局技術教育課'1979.
  26. ^ a b 短期大学教育 (36)より。
  27. ^ 短期大学教育 (37)より。
  28. ^ 全国学校総覧 昭和54年版より。
  29. ^ 帝塚山学院短期大学専攻科(文芸専攻)の廃止についてより。
  30. ^ 全国学校総覧 昭和55年版より。
  31. ^ 全国学校総覧 昭和56年版より。
  32. ^ 全国短期大学一覧 昭和57年度より。
  33. ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和57年度より。
  34. ^ 帝塚山学院短期大学 教員の免許状授与の所要資格を得させるための課程の認定について(昭和60年諮問第1号関係)帝塚山学院短期大学より。
  35. ^ 文教協会'1986.
  36. ^ 大学資料 (99)より。
  37. ^ 短期大学教育 (42)より。
  38. ^ 短期大学教育 (43)より。
  39. ^ 文部省'86, p. 64-65.
  40. ^ 文部省'92, p. 76.
  41. ^ 旺文社'1992.9, p. 376.
  42. ^ 文部省'97, p. 85.
  43. ^ 文部省'98, p. 74.
  44. ^ 文部省'99, p. 77.
  45. ^ 全国短期大学一覧 昭和60年度より。
  46. ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和60年度より。
  47. ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 287.
  48. ^ 文教協会'1997.
  49. ^ 旺文社'1996.9, p. 319.
  50. ^ 文部省大学局技術教育課'1978.
  51. ^ 短期大学教育 (22)より。
  52. ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
  53. ^ 短期大学一覧 昭和50年度 (短期大学資料)より。
  54. ^ 晶文社'1989.4.
  55. ^ 文部省e, p. 44.
  56. ^ 帝塚山学院短期大学研究年報【全号まとめ】より。
  57. ^ 加藤道夫の生涯より。
  58. ^ 教学社'1995.

参考文献

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1949年短大設置申請分

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教員養成機関

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全国学校総覧

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全国短期大学高等専門学校一覧

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日本の私立短期大学

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短期大学受験案内(晶文社)

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全国短期大学案内(教学社)

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蛍雪時代

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関連サイト

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