巽ヶ丘駅
巽ヶ丘駅(たつみがおかえき)は、愛知県知多市[注釈 1]にある名古屋鉄道河和線の駅。駅番号はKC05。manacaが使用できる。
巽ヶ丘駅 | |
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西改札口の駅舎(2023年4月) | |
たつみがおか TATSUMIGAOKA | |
◄KC04 八幡新田 (1.2 km) (0.8 km) 白沢 KC06► | |
所在地 | 愛知県知多市巽が丘三丁目134 |
駅番号 | KC 05 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 河和線 |
キロ程 | 7.1 km(太田川起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
5,211 [1]人/日 -2023年[1]- |
開業年月日 | 1955年(昭和30年)7月10日 |
備考 | 無人駅(駅集中管理システム導入駅) |
歴史
編集名鉄の団地造成に連動して開業した駅であり、開業当初から急行停車駅であった(現在は快速急行までが停車し、一部時間帯は特急も停車する)。駅名の元となった団地名「たつみヶ丘」は造成された団地が名古屋市から見てたつみの方角(南東)に位置したことに由来する[2]。
年表
編集駅構造
編集8両編成対応の相対式2面2線ホームを有する地上駅で、駅集中管理システムが導入された無人駅である(管理駅は太田川駅)。2023年(令和5年)6月30日までは終日有人駅で、西改札口に駅員が配置されていた[8]。改札口は各ホームの名古屋寄りにあり、付近には自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規manaca通勤定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる[9])及び自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を備えている。互いのホームは改札口付近の構内踏切で連絡している。構内踏切のすぐ脇にトイレがあるほか、多目的トイレもある。ホームの長さは名古屋方面の方が若干短い。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | KC 河和線 | 下り | 河和・内海方面[10] |
2 | 上り | 太田川・金山・名鉄名古屋方面[10] |
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西改札口
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東改札口
-
ホーム
配線図
編集 ← 太田川・ 名古屋方面 |
→ 知多半田・ 河和方面 |
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凡例 出典:[11] |
駅名表記
編集「巽」の字は旧字体である「 」が公式の表記であり、JIS C 6226-1978(通称78JIS)の字体である。人名用漢字の字体とは異なる。同様の例としてOsaka Metro千日前線の北巽駅・南巽駅がある。
新那加駅の「那」と瓢箪山駅の「箪」も以前は78JISの字体であったが、2005年1月29日に現在のほとんどのコンピュータや携帯電話等で使用出来るJIS X 0208:1997(通称97JIS)の字体に変更された。しかし、巽ヶ丘駅の字体は変更されなかった。
ただし名鉄のホームページや切符では、「巽ヶ丘」表記となっている。この件については旧字体と新字体両方の表記で有効ですという案内がされるようになった。
利用状況
編集知多市・阿久比町・東浦町の境界付近という立地条件から、隣接する両町からの利用者も少なくない。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は6,740人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中57位、河和線・知多新線(24駅)中5位であった[12]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は8,153人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中55位、河和線・知多新線(26駅)中5位であった[13]。
「知多の統計」、「移動等円滑化取組報告書」によると、近年の1日平均乗降人員は下表のとおりである[14][15][16]。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年) | 7,061 |
2009年(平成21年) | 6,744 |
2010年(平成22年) | 6,655 |
2011年(平成23年) | 6,601 |
2012年(平成24年) | 6,622 |
2013年(平成25年) | 6,740 |
2014年(平成26年) | 6,500 |
2015年(平成27年) | 6,635 |
2016年(平成28年) | 6,500 |
2017年(平成29年) | 6,463 |
2018年(平成30年) | 6,338 |
2019年(令和元年) | 6,221 |
2020年(令和 | 2年)4,881 |
2021年(令和 | 3年)4,924 |
駅周辺
編集主な施設
編集バス路線
編集巽ヶ丘駅前バス停(駅東口)
編集巽ヶ丘駅西バス停(駅西口)
編集隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ ただし、ホーム南側は阿久比町に跨っている。
出典
編集- ^ a b “令和5年度 移動等円滑化取組報告書”. 名古屋鉄道. 2024年8月20日閲覧。
- ^ 名古屋鉄道株式会社(編)『この駅この町 沿線散歩・名鉄100駅』名古屋鉄道広報宣伝部、1986年、153頁。
- ^ 生田誠『名鉄の支線、廃線』 上巻、アルファベータブックス、2020年、95頁。ISBN 978-4865988611。
- ^ 「河和線巽ヶ丘駅駅舎改良に着工」『交通新聞』交通新聞社、1面。
- ^ 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年、139頁。ISBN 978-4-8003-0800-9。
- ^ 「名鉄巽ヶ丘駅改良工事完成 26日に発車式」『交通新聞』交通新聞社、1996年4月24日、3面。
- ^ 名古屋鉄道(編)「ニュース・スコープ」『れいめい』第694号、名古屋鉄道、2006年8月、13頁。
- ^ a b “一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道. 2023年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
- ^ “名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年11月6日閲覧。
- ^ a b “巽ケ丘(KC05)(たつみがおか) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 知多の統計 - 知多市
- ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道
- ^ “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月4日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 巽ケ丘駅 - 名古屋鉄道