小野川秀美
小野川 秀美(おのがわ ひでみ、1909年8月21日 - 1980年7月20日)は、日本の東洋史学者。学位は、文学博士(論文博士・1961年)(学位論文「清末政治思想研究」)。京都大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1909年8月21日 日本・高知県安芸郡 |
死没 | 1980年7月20日(70歳没) |
出身校 | 京都帝国大学文学部 |
学問 | |
研究分野 | 東洋史 |
研究機関 | 京都大学人文科学研究所 |
学位 | 文学博士 |
称号 | 京都大学名誉教授 |
生涯
編集高知県安芸郡生まれ。高知県立高知城北中学校、高知高等学校文科乙類を経て、1933年京都帝国大学文学部史学科(東洋史学専攻)卒業。
東方文化研究所嘱託員を経て、1940年(昭和15年)、東方文化研究所(現:京都大学人文科学研究所)助手就任。1951年(昭和26年)に京都大学人文科学研究所助教授。1961年(昭和36年)学位論文「清末政治思想研究」で文学博士の学位を取得[1]。1965年(昭和40年)に同教授に就任する。1973年、京都大学を定年退官、同大名誉教授の称号を授与される。1973年(昭和48年)奈良大学文学部教授。1980年(昭和55年)奈良大学を定年退職し、4ヶ月後の7月20日に死去。70歳没。
略歴
編集- 1909年8月:高知県安芸郡に生まれる
- 1929年4月:京都帝国大学文学部史学科入学
- 1933年:京都帝国大学文学部史学科(東洋史学専攻)卒業
- 1940年12月:京都大学人文科学研究所助手
- 1951年6月:京都大学人文科学研究所助教授
- 1960年3月:『清末政治思想研究』(東洋史研究会 東洋史研究叢刊8)刊行
- 1960年 - 1962年:『金史語彙集成』(京都大学人文科学研究所)
- 1961年12月:文学博士授与
- 1965年7月:京都大学人文科学研究所教授
- 1969年
- 1970年 - 1972年:『民報索引』(京都大学人文科学研究所)刊行
- 1971年 - 1976年:『宮崎滔天全集』(平凡社 全5巻)刊行
- 1978年1月:『辛亥革命の研究』(島田虔次と共編 筑摩書房)刊行
- 1980年7月:逝去
- 1982年5月:『晩清政治思想研究』(『清末政治思想研究』の中国語(華語版)訳 台北 時報文化出版事業)刊行
- 2009年 - 2010年:『清末政治思想研究』(平凡社 東洋文庫 全2巻)刊行
脚注
編集- ^ 博士論文書誌データベースによる