小郡萩道路
日本の山口県を通る地域高規格道路
小郡萩道路(おごおりはぎどうろ、英語: OGORI-HAGI ROAD)は、山口県山口市から山口県萩市へ至る地域高規格道路である。
地域高規格道路 (無料) | |
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小郡萩道路 OGORI-HAGI ROAD | |
小郡萩道路 | |
地図 | |
路線延長 | 約28 km |
開通年 | 2010年 - |
起点 | 山口県美祢市(美祢東JCT) |
終点 | 山口県萩市(萩IC付近) |
接続する 主な道路 (記法) |
E2A 中国自動車道 E9 山陰自動車道 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集中国自動車道と山口県日本海側の北浦地域・萩都市圏を結ぶ。中国自動車道や山陰自動車道と連携することにより、山陽地方と山陰地方を結ぶ広域道路ネットワークの一翼を担う[注釈 1]。経路には秋吉台・秋芳洞を含み、近隣地域の交流促進や地域活性化が期待される路線でもある。
山口県美祢市美東町から山口県萩市の延長約 28 kmが実質的な区間であり、残る山口市小郡から美祢市美東町は中国自動車道と重複する。
一般国道(国道490号)の自動車専用道路で構成される。小型特殊自動車の通行は不可である。
路線名・道路名
編集供用中・事業中路線の道路名に区分すると以下のようになる。
計画区間・事業区間のインターチェンジ名については仮称である。当面の間、一般道路を活用する「現道活用区間」を含めて記述する。
路線名 | 路線番号 | 道路名 | 区間 | 備考 | |
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小郡萩道路 | - | 国道490号 | 美東大田道路 | 美祢東JCT - 大田IC | |
大田絵堂道路 | 大田IC - 絵堂IC | ||||
絵堂萩道路 | 絵堂IC - 明木IC | 事業中 | |||
明木IC - 萩IC付近 | 当面現道活用区間 (国道262号・萩道路) |
各区間の概要
編集以下、小郡萩道路の各区間について述べる。
- 美東大田道路[1][2]
- おいでませ! 山口国体前の開通を目指して整備が進められた。
- 大田絵堂道路[1][2]
- おいでませ! 山口国体前の開通を目指して整備が進められた。この区間の旧道は幅員が狭く急カーブが多く、大型車同士の離合が難しい事から小郡萩道路でも最優先整備区間とされた。
インターチェンジなど
編集- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が開通済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用開始されていない、または完成していない事を示す。なお、未開通区間の名称は仮称である。
- 路線名の特記がないものは市町道。
- 略字は、ICはインターチェンジ、JCTはジャンクション、TBは本線料金所をそれぞれ示す。
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
34-2 | 美祢東JCT | E2A 中国自動車道 | 0.0 | 美祢市 | |
- | 美祢東TB | - | 0.3 | ||
- | 十文字IC | 国道490号 県道30号小野田美東線 |
0.6 | ||
- | 秋吉台IC | 国道435号 | 2.9 | 美祢東方面出入口のみ | |
- | 大田IC | 県道28号小郡三隅線 県道30号小野田美東線 |
5.9 | ||
- | 絵堂IC | 国道490号 県道28号小郡三隅線 県道333号奥秋吉台公園線 |
12.9 | ||
絵堂北IC | 事業中[4] (絵堂萩道路) | ||||
明木IC | 萩市 | ||||
当面現道活用区間(国道262号・萩道路)[4] | |||||
(萩IC付近) | E9 山陰自動車道 |
歴史
編集- 1994年(平成6年)12月16日 : 地域高規格道路の計画路線に指定される。
- 1995年(平成9年): 大田絵堂道路が事業化[2]。
- 1997年(平成11年): 美東大田道路が事業化[2]。
- 2010年(平成22年)3月20日 : 美祢東JCT - 十文字IC間が開通[6][7]。
- 2011年(平成23年)
- 2014年(平成26年): 絵堂萩道路が事業化[4][8][9]。
開通予定年度
編集路線状況
編集車線・最高速度
編集区間 | 車線
上下線=上り線+下り線 |
最高速度 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
美祢東JCT - 絵堂IC | 2=1+1 (暫定2車線) |
70 km/h | ||
(絵堂IC - 明木IC間未開通) | ||||
当面現道活用区間(国道262号・萩道路) |
道路規格
編集- 自動車専用道路区間
- 一般道路区間(現道活用区間)
- 車線幅員 : 3.25 m
- 車線数 : 2車線
休憩施設
編集地理
編集通過する自治体
編集脚注
編集注釈
編集- ^ なお、山陰自動車道は下関市の小月IC付近を終点として中国自動車道に接続する計画で進められているが、国土開発幹線自動車道建設法や高速自動車国道の路線を指定する政令では美祢市が終点である。行政資料上で言及されたものはないが、小郡萩道路が本来の山陰自動車道の経路に沿っているといえる。
出典
編集- ^ a b “小郡萩道路・開通済区間”. 2023年1月4日閲覧。
- ^ a b c d e “『小郡萩道路(美祢東JCT~絵堂IC)』パンフレット”. 2023年1月4日閲覧。
- ^ a b c “地域高規格道路小郡萩道路(秋吉台IC~絵堂IC)の供用開始について”. 2011年4月13日閲覧。
- ^ a b c d e “土木建築部 道路建設課 小郡萩道路・事業中区間”. 2023年1月4日閲覧。
- ^ a b “『小郡萩道路(絵堂IC~萩IC)』パンフレット”. 2023年1月4日閲覧。
- ^ “中国自動車道と小郡萩道路(地域高規格道路)の接続に伴い 美祢東(みねひがし)料金所の運用を開始します”. 2010年2月22日閲覧。
- ^ a b c “小郡萩道路の美祢東JCT開通 来年5月に全通へ”. 山口新聞 (みなと山口合同新聞社). (2010年3月21日) 2010年3月25日閲覧。
- ^ “小郡萩道路(絵堂~萩間)事業化決定”. 2014年6月5日閲覧。
- ^ “新規事業採択時評価結果(平成26年度) 絵堂萩道路”. 2014年4月1日閲覧。