宮木駅
長野県上伊那郡辰野町にある東海旅客鉄道の駅
宮木駅(みやきえき)は、長野県上伊那郡辰野町大字伊那富にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。
宮木駅 | |
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駅全景(2023年4月) | |
みやき Miyaki | |
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長野県上伊那郡辰野町大字伊那富2605[1] | |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 194.6 km(豊橋起点) |
電報略号 | ミキ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
590人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月28日[* 1][2] |
備考 |
駅員無配置駅[1] 標高:720 m[1] |
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歴史
編集- 1909年(明治42年)12月28日:伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)松島(現・伊那松島) - 辰野(後の西町)間開業時に、宮木停留場として開設[2]。
- 1923年(大正12年)
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省に移管[2]。同時に宮木駅に昇格[2]。
- 1954年(昭和29年)12月1日:東京都区内の各駅や長野駅を発着する旅客も利用可能となる[2]。
- 1971年(昭和46年)4月1日:旅客発着駅制限撤廃[2]。
- 1986年(昭和61年)頃:簡易委託解除、無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[2][3]。
- 1998年(平成10年)6月:ホーム中央付近の業務委託施設を撤去。
駅構造
編集単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。ホームは本線西側にある。伊那市駅管理の無人駅で、駅舎は無い。出入口は下り方向端にあり、ホーム中央付近に待合所がある。
利用状況
編集「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
駅周辺
編集駅前は東西に並木道路が整っており、商店もある。並木道路を東へ向かうと、天竜川を越え、辰野町立辰野中学校、徒歩15分程度で辰野町立辰野東小学校、信州豊南短期大学[1]、長野県道19号伊那辰野停車場線 (竜東線)、中央自動車道辰野PAに繋がる。同道路を西へ向かうと、辰野町立辰野西小学校があり、徒歩10分で国道153号と交差する。
北西側は辰野宮木郵便局を越えて、長野県辰野高等学校まで徒歩10分[1]。北にはデリシア辰野店、しまむら辰野店があり、南側にはいくつかの工場が集積している。
かつて、駅東側にパルプ工場(南信パルプ:2004年6月30日解散)があり、製紙工場特有の臭いがホームにも漂っていた[1]。駅西側に菓子製造工場の米玉堂食品があり、香ばしい臭いがホームにも漂っている。
バス路線
編集- 辰野町営バス(大石線:宮木駅前)
隣の駅
編集※国有化前は、当駅 - 辰野駅間に西町駅が存在した。
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、180頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e f g h i j k 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、112-113頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、17頁。
- ^ “平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
- ^ “平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年3月14日閲覧。
- ^ “平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。