大宮南部浄化センター(おおみやなんぶじょうかセンター)は、埼玉県さいたま市見沼区にある屎尿処理施設である。さいたま市によって運営されている。

大宮南部浄化センター内、みぬま見聞館の外観写真

概要

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1960年昭和35年)に「大宮市第一衛生処理場」として旧大宮市により開設。しかし、急激な都市化で処理能力が限界を突破して、処理しきれない屎尿を深夜に直接芝川へ放流していた事が1977年(昭和52年)に発覚して、当時の大宮市長であった秦明友が翌年に辞任した。そして処理能力の強化・向上工事が行われ、完了した1981年(昭和56年)に「大宮市南部浄化センター」に改称。2001年(平成13年)5月に現在の名称となった。

汚泥再生処理センターとして、2001年3月に最新鋭の膜処理と高度処理方式を採用し、稼働を始めた。隣接する浦和区大原には、下水道部下水処理センター(旧大宮市の単独公共下水道の処理施設として1966年に開設)がある。屎尿・浄化槽汚泥の一日の処理能力は179kLである。

限外ろ過膜を使用した高負荷運転で汚れを除去したあと、活性炭吸着塔を通し、殺菌・消毒して無色・無臭の環境にやさしい処理水として芝川に放流している。

また、かつての見沼田圃内に位置していることもあり、環境学習施設であるみぬま見聞館自然庭園を併設している。見沼地域の昔からの雑木林やせせらぎ、湿地帯等を復元した庭園となっている。施設内には環境図書館や双眼鏡を設置している。入館料は無料。開館は第四土曜日・年末年始を除く、午前9時から午後5時まで。

所在地

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アクセス

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯35度54分2.7秒 東経139度38分56.4秒 / 北緯35.900750度 東経139.649000度 / 35.900750; 139.649000