吉田 直弘(よしだ なおひろ、1971年6月14日 - )は日本中央競馬会 (JRA) ・栗東トレーニングセンターに所属する調教師。ダート競走での勝鞍が多い傾向にあり中央競馬において約70%がダート競走による勝鞍である。

吉田直弘
2011年兵庫GT表彰式
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 千葉県
生年月日 (1971-06-14) 1971年6月14日(53歳)
所属団体 JRA
初免許年 2007年
経歴
所属 梅内忍/厩務員 (1996.3)
梅内忍/調教厩務員 (1996.4 - 1997.6)
梅内忍/調教助手 (1997.6 - 2004.9)
角居勝彦/調教助手 (2004.9 - 開業)
栗東T.C. (開業 -)
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来歴

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1995年、10月にJRA競馬学校厩務員課程に入学する。

1996年、3月から栗東・梅内忍厩舎所属の厩務員となり、4月より調教厩務員となる。

1997年、6月より調教助手となる。

2004年、栗東・角居勝彦厩舎所属の調教助手となる。

2007年、2月に新規調教師免許試験に合格[1]太宰義人調教師の死去に伴い、野村彰彦厩舎に臨時貸付されていた馬房を譲り受け、同年6月21日付けで厩舎を開業する。6月23日阪神競馬の3Rにキーライセンスが初出走。同年7月21日、新潟12Rでマイネルクラッチが1着となり延べ9頭目でJRA初勝利を挙げる。

2008年11月8日東京競馬の第13回武蔵野ステークスに管理馬のキクノサリーレが優勝し、厩舎開業以来初の重賞制覇を果たした[2]。さらに同年12月17日、第59回全日本2歳優駿を管理馬スーニで制し、Jpn1競走初制覇[3]

2013年3月2日、阪神2Rでゴダールが1着となり、現役157人目となるJRA通算100勝を達成[4]

2018年7月7日、函館2Rでキクノロージスが1着となり、2772戦目で現役105人目となるJRA通算200勝を達成[5]

2024年9月14日、中山11Rでエティエンヌが1着となり、4297戦目で現役69人目となるJRA通算300勝を達成[6]

調教師成績

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2007年6月23日 3回阪神3日3R 3歳未勝利 キーライセンス 10頭 10 8着
初勝利 2007年7月21日 2回新潟3日12R 3歳上500万下 マイネルクラッチ 18頭 1 1着
重賞初出走 2008年4月27日 3回京都2日11R アンタレスS キクノアロー 16頭 12 15着
重賞初勝利 2008年11月8日 5回東京1日11R 武蔵野S キクノサリーレ 16頭 5 1着
GI初出走 2009年2月22日 1回東京8日11R フェブラリーS キクノサリーレ 16頭 9 14着
GI級初勝利 2008年12月17日 10回川崎3日10R 全日本2歳優駿 スーニ 12頭 1 1着

主な管理馬

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※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。

脚注

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関連項目

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