合田 道人(ごうだ みちと、1961年12月13日 - ) は、北海道釧路市出身の日本の歌手作家構成作家ソングライター音楽プロデューサー

合田道人
生誕 (1961-12-13) 1961年12月13日(63歳)
出身地 日本の旗 日本北海道釧路市
学歴 札幌大学卒業
ジャンル フォークソング童謡J-POP
職業 歌手作家構成作家ソングライター音楽プロデューサー
担当楽器
活動期間 1979年 -

ミュージック・オフィス合田代表取締役社長。(有)オフィスキコ、(有)キタガワサウンズ代表取締役会長。日本歌手協会理事長。日本音楽著作権協会正会員。日本報道協会理事。父はノ��フィクション作家の合田一道

略歴・人物

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  • 1977年、渡辺プロダクション全国スカウトキャラバン北海道大会で、中学3年生で俳優としてスカウト。
  • 1978年、札幌光星高等学校在学中、「長崎歌謡祭」北海道代表として出演し全国優勝した。「長崎歌謡祭」出身歌手の第一号である。レコードデビュー前の16歳から地元STVラジオで『青春二人三脚』『サンデージャンボスペシャル』などラジオのレギュラー番組を持ち、パーソナリティーとしても活動、当時は「男性史上最年少DJ」と言われた。
  • 1979年11月、渡辺プロダクションから、"第二の松山千春"として自作の「釧路にて(B面:白い朝)」でシンガーソングライターとしてデビュー。『8時だョ!全員集合』(TBS)などの番組に出演。
  • 1980年札幌大学外国語学部ロシア語学科に入学し、その年末には『新宿音楽祭』(文化放送)『横浜音楽祭』(ラジオ関東)などで新人賞を受賞した。入学直後にシングル「夏の雲(B面:アルバイト・ニュースから)」、1982年には「そうして…あなたと」(B面:まりも抄)などを発売したが、「釧路にて」のヒットを上回ることはなく、1984年札幌大学を卒業後上京、裏方に転身。「ミュージック・オフィス合田」を設立、代表取締役社長に就任。自身の持つ歌の知識を生かし、新人歌手養成やソングライターとして活動。司会者/プロデューサー/構成作家と一人で何役も兼ねられることから徐々に信用が高まり、歌手協会の最年少理事として「歌謡祭」などで手腕を見せる一方、2000年にちあきなおみCD-BOX『ねえ、あんた』の企画・解説を手がけ、世にちあきなおみブームを起こす。以後CD解説、新聞、雑誌でのレギュラー執筆なども多く手がけるようになった。
  • 2002年、『案外知らずに歌ってた 童謡の謎』を発売。ベストセラーとなり、その後このシリーズは2014年の『伝え残したい童謡の謎ベストセレクション』まで11弾を超える人気作品となる。
  • 童謡のうんちく博士として『徹子の部屋』『シルシルミシル』(共にテレビ朝日)ほかテレビ出演のほか、歌手としても「童謡ノヒミツ」「童謡なぞなぞ」などのCDも続々と発売、童謡に隠された真実を朗読しながら歌うというスタイルが受け、NHKテレビ東京などの歌番組にも歌手として出演するようになる。
  • 各地の童謡コンサート、講演の回数は年間50回を優に超えるが、2004年には『怪物番組 紅白歌合戦の真実』、2010年の『あなたの街のご当地ソング ザ・ベストテン!』がコンスタントにベストセラーを記録するなど、作家としての活躍も目を見張る。
  • 2004年〜『東京新聞』、『北海道新聞』、『中日新聞』などで「童謡の風景」を連載。好評につき連載中から書籍化される。
  • 2008年7月18-20日、芸能生活30周年記念公演、「童謡の謎」をピアニストの小原孝を迎えて3日間3公演を開催。
  • 2009年11月30日、芸能生活30周年記念公演を名古屋中日劇場で開催。大入を記録
  • 2010年9月9日、デビュー30周年記念「あの日の歌景色」を故郷、札幌の道新ホールで開催。
  • 2010年発売の「女の歌」は一青窈の作詞に曲を施し伊藤咲子が歌唱、久々の作曲家活動を再開させヒット曲を世に送り込む。その後、伊藤の「ラスト・メール」、倍賞千恵子「お月様と影ぼうし」、クミコ「誰のための愛」、弘田三枝子「悲しい恋をしてきたの」などの作曲を担当する。
  • 自分の持つ事務所には、菅原洋一、伊藤咲子、妻吹俊哉らが所属、GODAグループ会長として園まり大場久美子らも傘下に名を連ねる。現在の歌手協会の新しい展望を担ったり、大場がグラビアやドラマでの再ブーム、新人妻吹俊哉ブレイクのきっかけを作ったプロデューサーとしてもその手腕が評価されている。
  • 2012年11月、NHK BSプレミアムで『日本歌手協会創立50周年記念』特別番組の構成。司会を倍賞千恵子とともにつとめる。自身の朗読による「しゃぼん玉」歌唱。
  • 2013年5月22日、デビュー35周年記念アルバム『合田道人全曲集』を徳間ジャパンコミュニケーションズより発売。
  • 2013年9月、『全然、知らずにお参りしてた神社の謎』を発売。ベストセラーを記録し、2014年9月『さらにパワーをいただける 神社の謎』、2015年10月「神話をひも解きながらめぐる 神社の旅」など「神社の謎」シリーズを発売し続ける。
  • 2013年12月、NHK BSで特別番組『歌謡祭』構成。司会を中村メイコとともにつとめる。「雨降りお月」「君恋し」歌唱。
  • 2014年9月、三浦綾子作詞の「お月様と影ぼうし」を作曲、倍賞千恵子の歌唱でNHK「みんなのうた」で紹介され、徳間ジャパンコミュニケーションズより発売。
  • 2015年1月2日、BSジャパン正月特別番組『新春歌謡祭』で8時間放送の構成司会を務め大好評を得る。倍賞千恵子の朗読による「しゃぼん玉」を歌唱。
  • 2015年4月18日、なかのZEROホールにて久々の東京でのコンサートを超満員の中で開催。童謡から演歌まで3時間ショーを開催。ジャンルの広さと早変わりによる衣装チェンジも話題となる。
  • 2015年7月、戦後70年として『本当は戦争の歌だった 童謡の謎』の文庫本を発売。同時にキングレコードから『本当は戦争の歌だった童謡』を発売。収録曲の『里の秋〜「星月夜」入り〜』をテレビ東京恒例の『夏祭りにっぽんの歌』で披露。
  • 2015年7月15日、BSジャパン『武田鉄矢の昭和は輝いていた』で童謡を説明。その後、コミックソング、ご当地ソングなどのコメンテーターとして出演。
  • 2015年12月、詩人野口雨情没後70年記念番組、NHK『冬のおくりもの』で司会、「しゃぼん玉」「船頭小唄」を歌唱。
  • 2016年1月2日、BSジャパン正月特別番組『新春歌謡祭』で8時間放送の構成司会を2年連続務める。27年ぶりの歌番組の司会をつとめる芳村真理を相手に高視聴率を上げる。
  • 2016年6、7月、明治神宮崇敬会70周年記念式典の歌謡ショーで構成司会を担当。八代亜紀らと共演し、3日間合計約28000人の観客の前でショーを披露。

著書

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  • 『案外、知らずに歌ってた童謡の謎』(祥伝社、2002.2)
  • 『歌になった「にっぽん昔話・伝説」の謎』(幻冬舎、2002.10)
  • 『こんなに深い意味だった童謡の謎 3』(祥伝社、2002.11)
  • 『こんなに不思議、こんなに哀しい童謡の謎 2』(祥伝社、2002.6)
  • 『童謡の秘密 知ってるようで知らなかった』(祥伝社、2003.6)
  • 『案外、知らずに歌ってた童謡の謎 2』(祥伝社、2004.4)
  • 『童謡なぞとき こんなに深い意味だった』(祥伝社、2004.10)
  • 『「怪物番組」紅白歌合戦の真実』(幻冬舎、2004.11)
  • 『本当は戦争の歌だった童謡の謎』(祥伝社、2005.7)
  • 『日本人が知らない外国生まれの童謡の謎』(祥伝社、2006.11)
  • 『童謡の風景 1-3』村上保 絵(中日新聞社、2008.10)
  • 『みんなで歌おう 童謡・愛唱歌 1-3』村上保 絵(中国新聞社/高知新聞社/徳島新聞社宮崎日日新聞社、2008.10)
  • 『あなたの街のご当地ソングザ・ベストテン! うたで旅する都道府県・音楽紀行』(全音楽譜出版社、2010.3)
  • 『童謡の玉手箱』村上保 絵(神戸新聞社、2011.4)
  • 『紅白歌合戦の舞台裏』(全音楽譜出版社、2012.12)
  • 『全然、知らずにお参りしてた神社の謎』(祥伝社黄金文庫、2013.9)
  • 『伝え残したい童謡の謎ベストセレクション』(祥伝社、2014.2)
  • 『さらにパワーをいただける神社の謎』(祥伝社黄金文庫、2014.9)
  • 『本当は戦争の歌だった 童謡の謎』(祥伝社黄金文庫、2015.7)
  • 『神話をひも解きながらめぐる 神社の旅』(祥伝社黄金文庫、2015.9)

現在の出演

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参考資料、文献

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読売新聞朝日新聞東京新聞産経新聞スポーツニッポン東京中日スポーツ中日新聞北海道新聞神社新報ほか新聞記事多数

「流行歌の歩み 日本歌謡大全」、「日本歌手協会会報 うたごえ」、「カラオケファン」、「みんなの歌謡曲」、「月刊 歌の手帖」、「熟年ばんざい」、ユーキャン「懐かしき想い出の歌」、「合田道人全曲集」ブックレット、「合田道人30周年記念リサイタル」ほかプログラム、日本歌手協会「歌謡祭」「歌謡フェスティバル」ほかプログラム など

外部リンク

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