千代ヶ岡駅
北海道旭川市にある北海道旅客鉄道の駅
千代ヶ岡駅(ちよがおかえき)は、北海道旭川市西神楽1線24号にある北海道旅客鉄道(JR北海道)富良野線の駅である。事務管理コードは▲121709[2]。駅番号はF35。
千代ヶ岡駅 | |
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駅舎(2017年7月) | |
ちよがおか Chiyogaoka | |
◄F34 西聖和 (4.3 km) (3.7 km) 北美瑛 F36► | |
所在地 | 北海道旭川市西神楽1線24号 |
駅番号 | ○F35 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■富良野線 |
キロ程 | 16.6 km(旭川起点) |
電報略号 | チヨ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
40人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1936年(昭和11年)9月10日[1] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集- 1936年(昭和11年)9月10日:鉄道省富良野線美瑛駅 - 辺別駅(→西神楽駅)間に新設開業(一般駅)[3][4]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1962年(昭和37年)11月1日:貨物の取扱いを廃止[1]。
- 1983年(昭和58年)9月1日:荷物扱い廃止[5]。駅員無配置駅となる[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[1]。
- 2003年(平成15年)11月18日:富良野線を利用した旭川空港アクセスの本格実証実験が1週間行われ、当駅と空港間の無料連絡バスが列車ダイヤに合わせて運行される[注釈 1]。
駅名の由来
編集駅裏の高台一帯がかつて宮内省が管轄する御料地であり、民間に払い下げられた際に当地が千代に八千代に栄えることを願ってその一部を千代ヶ岡と名付けた[7][3]。
駅構造
編集2面2線の相対式ホームをもつ地上駅[8]。各ホームは構内踏切で連絡する[8]。駅舎は富良野方に向かって右側に設置されている[8]。
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待合室(2017年7月)
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ホーム(2017年7月)
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構内踏切(2017年7月)
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駅名標(2017年7月)
利用状況
編集乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
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年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1992年(平成 | 4年)(89.0) | [8] | 1日平均乗降客数178人 | ||
2016年(平成28年) | 35.4 | [JR北 1] | |||
2017年(平成29年) | 31.6 | [JR北 2] | |||
2018年(平成30年) | 27.0 | [JR北 3] | |||
2019年(令和元年) | 26.2 | [JR北 4] | |||
2020年(令和 | 2年)22.8 | [JR北 5] | |||
2021年(令和 | 3年)21.0 | [JR北 6] | |||
2022年(令和 | 4年)19.4 | [JR北 7] | |||
2023年(令和 | 5年)20.6 | [JR北 8] |
駅周辺
編集小規模な市街地が道路沿いにある。商店等もある。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 民間団体「創造と改革」 Archived 2014年3月24日, at the Wayback Machine.主催。旭川駅、富良野駅双方からの所要時間が直通バスと大差無いことに加え、乗り継ぎが必要なこと等から利用客は伸びず、以後行われていない。
出典
編集- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、887頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、235頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、134頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 内閣印刷局, ed (1936-09-04). “鉄道省告示 第276号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2904) .
- ^ “日本国有鉄道公示第80号”. 官報 (16974). (1983年8月31日)
- ^ “「通報」●富良野線美馬牛駅ほか1駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年8月31日)
- ^ 札幌鉄道局編 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、69頁。NDLJP:1029473。
- ^ a b c d 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、124頁。ISBN 4-09-395401-1。
JR北海道
編集- ^ 「富良野線(富良野・旭川間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ 。2017年12月10日閲覧。
- ^ 「富良野線(富良野・旭川間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月18日時点におけるアーカイブ 。2018年8月18日閲覧。
- ^ “富良野線(富良野・旭川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “富良野線(富良野・旭川間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 千代ケ岡|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company