伊福村 (長崎県)

日本の長崎県南高来郡にあった村

伊福村(いふくむら)は、長崎県島原半島にあった村。南高来郡に属した。1926年(大正15年)に西隣[2]古部村と合併し、大正村となった。

いふくむら
伊福村
廃止日 1926年7月1日
廃止理由 新設合併
伊福村古部村大正村
現在の自治体 雲仙市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
南高来郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,364
大正十一年南高来郡統計書、13頁、1922年)
隣接自治体 南高来郡守山村古部村西郷村
伊福村役場
所在地 長崎県南高来郡古部村甲
座標 北緯32度50分50秒 東経130度14分13秒 / 北緯32.84731度 東経130.23706度 / 32.84731; 130.23706 (伊福村)座標: 北緯32度50分50秒 東経130度14分13秒 / 北緯32.84731度 東経130.23706度 / 32.84731; 130.23706 (伊福村)
特記事項 ※古部村とあわせて古部伊福組合村[1]を設置していた。組合村役場は古部村に所在。
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現在の雲仙市瑞穂町の中部、伊福地区にあたる。

地理

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島原半島の北部に位置する。

  • 河川:島川(西郷川)、前田川、松江川

沿革

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  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、南高来郡伊福村が単���村制にて発足。
    • 古部村とあわせて「古部伊福組合村[1]」とし、組合村役場を古部村甲に設置。
  • 1926年(大正15年)7月1日 - 古部村と合併して大正村が発足し、伊福村は自治体として消滅。

地名

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を行政区域とする。伊福村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。

なお、伊福村では名の名称を十干に置き換えて表記する。

  • 甲 / 大河名[3]
  • 乙 / 高田名

交通

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鉄道

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村域を島原鉄道線が通るが、駅は設置されていない。

名所・旧跡

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  • 桑田遺跡
  • 高田城跡

脚注

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  1. ^ a b 長崎県大観:大典記念』293頁(1915年)国立国会図書館デジタルコレクション
    ※『長崎県南高来郡町村要覧.上編「古部村」』の官衙公署の項目では伊福古部組合村と記載。
  2. ^ 市町村変遷パラパラ地図 完全版 長崎県 1926年4月1日
  3. ^ 「大川名」とも表記される。

参考文献

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関連項目

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