上穂波駅

福岡県飯塚市阿恵宮前にある九州旅客鉄道の駅

上穂波駅(かみほなみえき)は、福岡県飯塚市阿恵宮前にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線(原田線)のである。駅番号はJG02

上穂波駅
駅舎(2007年9月)
かみほなみ
Kami-Honami
JG01 桂川 (2.8 km)
(3.1 km) 筑前内野 JG03
地図
所在地 福岡県飯塚市阿恵宮前6001[1]
北緯33度34分0.88秒 東経130度38分42.85秒 / 北緯33.5669111度 東経130.6452361度 / 33.5669111; 130.6452361座標: 北緯33度34分0.88秒 東経130度38分42.85秒 / 北緯33.5669111度 東経130.6452361度 / 33.5669111; 130.6452361
駅番号 JG  02 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 筑豊本線(原田線)
キロ程 48.1 km(若松起点)
電報略号 ホナ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
30人/日(降車客含まず)
-2016年-
乗降人員
-統計年度-
58人/日
-2016年-
開業年月日 1928年昭和3年)7月15日[1][2]
備考 無人駅[1]
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歴史

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大正15年3月の長尾 - 筑前内野間工事開始時点では上穂波駅の設置予定はなかった[3]が、同時期に嘉穂鉱業株式会社が設立され出炭のための引き込み線分岐駅として昭和2年に設置が決定した[4]。 開業当初は単独の駅舎があり[1]、駅員も配置された上穂波村(後の筑穂町)の代表駅であったが、炭鉱閉山や篠栗線全通により、その実質的な役割を筑前大分駅及び桂川駅へ譲り[5]1984年無人駅化された[6]。当駅から日鉄上穂波坑への専用線が伸びていた[1]が、1970年の閉山[7]と共に廃止された。その後、商工会も入居する新駅舎が完成した後は、交換設備跨線橋撤去や、ホーム嵩上げ、ワンマン設備設置等を経て現在に至っている。

年表

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駅構造

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構内。奥が若松方面、手前が原田方面。左側に廃ホームが見える

単式ホーム1面1線を有する地上駅。かつては相対式ホーム2面2線で、1964年前後には当駅終着始発の列車が運行されていたこともあり[11]、駅舎の反対側にホーム跡が残る。駅本屋は駅東側に存在し筑穂町商工会(現・飯塚市商工会筑穂支所)との合築になっている[5]無人駅[1]

JR九州のICカード「SUGOCA」の導入予定は無い。

利用状況

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2016年度の1日平均乗車人員は30人である[12]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2007年 19
2008年 19
2009年 19
2010年 30
2011年 30
2012年 30
2013年 30
2014年 27
2015年 30
2016年 30

駅周辺

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隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
  原田線(筑豊本線)
桂川駅(JG01) - 上穂波駅(JG02) - 筑前内野駅(JG03)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、23頁。 
  2. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、14頁
  3. ^ 第一章.上穂波開坑 第二節.開坑準備 嘉穂鉱業の設立」『嘉穂炭鉱史』日鉄鉱業嘉穂鉱業所、1967年、106頁。doi:10.11501/3444910https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3444910/84 
  4. ^ 第一章.上穂波開坑 第二節.開坑準備 新駅設置決定の遅延」『嘉穂炭鉱史』日鉄鉱業嘉穂鉱業所、1967年、115-116頁。doi:10.11501/3444910https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3444910/88 
  5. ^ a b c 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、162-163頁。ISBN 4751205293 
  6. ^ a b “門鉄、来月から9線区で合理化 25駅無人化 委託化は5駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月24日) 
  7. ^ (3)嘉穂の斉々たる閉山」『四十年史』日鉄鉱業、1979年11月、135頁。doi:10.11501/11956779https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11956779/92 
  8. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、788頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  9. ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
  10. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、15頁
  11. ^ 『時刻表完全復刻版1964年9月号』『時刻表完全復刻版1964年10月号』(ともにJTBパブリッシング刊)によると、若松15:59発上穂波18:00着の727列車、上穂波18:17発飯塚18:35着の734列車が存在した。
  12. ^ 統計いいづか (交通・運輸) JR九州利用状況

参考文献

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  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「筑豊本線・日田彦山線・後藤寺線・篠栗線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第4号、朝日新聞出版、2009年8月2日。 

関連項目

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外部リンク

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