ラスカルズThe Rascals)は、1964年アメリカ合衆国ニューヨークで結成された、ブルー・アイド・ソウルバンドである。

ラスカルズ
The Rascals
1966年。後列ディノ・ダネリ。前列左からフェリックス・キャヴァリエ,、エディ・ブリガッティ、ジーン・コーニッシュ。
基本情報
別名 ヤング・ラスカルズ
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ジャンル ブルー・アイド・ソウル
R&B
活動期間 1965年 - 1972年
レーベル アトランティックコロムビア
メンバー フェリックス・キャヴァリエ
エディ・ブリガッティ
ジーン・コーニッシュ
ディノ・ダネリ

概要

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結成当初はヤング・ラスカルズ(Young Rascals)と名乗り、1968年のアルバム『夢みる若者』よりラスカルズに改名した。1965年から1969年にかけ、13曲を全米TOP40へ送り込むほどの大人気を博し、「Good Lovin'」 (1966年)、「Groovin'」 (1967年)、「People Got to Be Free (自由への讃歌)」 (1968年)などのビルボード・ナンバー1ヒットを持つ。

1970年、アルバム『ラスト・アルバム』の制作中にエディ・ブリガッティ(Eddie Brigati)が脱退。さらに1971年、同アルバム発売後にジーン・コーニッシュ(Gene Cornish)も脱退。フェリックス・キャヴァリエとディノ・ダネリ(Dino Danelli)の2人になったラスカルズはコロムビア・レコードに移籍。ギタリストにバジー・フェイトン(Buzz Feiten)、女性コーラスとしてアニー・サットン(Annie Sutton)、モリー・ホルト(Molly Holt)、黒人ベーシストのロバート・ポップウエル(Robert Popwell)を迎え6人編成として、1971年5月発売のアルバム『ピースフル・ワールド』を以って再出発するが、以前のような人気は得られず、翌1972年に解散した。

1997年ロックの殿堂入りを果たす。

日本では浜田省吾山下達郎にも影響を与え、山下は常々「私のアイドル」と称えている。

メンバー

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ディスコグラフィ

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アルバム

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タイトル 発売年月日 レーベル/カタログナンバー ビルボード』Top 200 最高位 キャッシュ・ボックス』最高位
『グッド・ラヴィン』
The Young Rascals
1966年3月28日 Atlantic/8123(mono), SD-8123(stereo)
15
10
『コレクションズ』
Collections
1967年1月9日 Atlantic/8134(mono), SD-8134(stereo)
14
15
『グルーヴィン』
Groovin'
1967年7月31日 Atlantic/8148(mono), SD-8148(stereo)
5
6
『夢みる若者』
Once Upon A Dream
1968年2月19日 Atlantic/8169(mono), SD-8169(stereo)
9
8
『タイム・ピース:ラスカルズ・グレイテスト・ヒッツ』
Time Peace: The Rascals' Greatest Hits
1968年6月24日 Atlantic/SD-8190(stereo)
1
1
『自由組曲』
Freedom Suite
1969年3月17日 Atlantic/SD 2-901(stereo)
17
16
『シー』
See
1969年12月15日 Atlantic/SD-8246(stereo)
45
18
『ラスト・アルバム』
Search and Nearness
1971年3月1日 Atlantic/SD-8276(stereo)
198
-
『ピースフル・ワールド』
Peaceful World
1971年5月 Columbia/G30462(stereo)
122
69
『アイランド・オブ・リアル』
The Island of Real
1972年 Columbia/KC 31103(stereo)
180
-

外部リンク

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