ヨーゼフ・ラスカ
オーストリア出身の指揮者、作曲家
ヨーゼフ・ラスカ(独: Joseph Laska[1]、1886年2月13日 - 1964年11月14日[2])は、オーストリア出身の指揮者、作曲家である。
生涯
編集ロシアを経由して来日し、1923年から1935年まで関西に在住した[1]。宝塚交響楽団草創期に同団の指揮者として活動し、アントン・ブルックナーの日本初演を行うなど、日本での西洋音楽の普及に尽力した。教え子に貴志康一[3]と市場幸介[4]がいる。
脚注・出典
編集- ^ a b 「ヨーゼフ・ラスカと宝塚交響楽団」研究概要 - KAKEN:科学研究費助成事業データベース
- ^ Fastl 2018.
- ^ 日本の作曲家 2008, p. 222, 貴志 康一.
- ^ 日本の作曲家 2008, pp. 64–65, 市場 幸介.
- ^ ヨーゼフ・ラスカ没後50年メモリアル・コンサート - laska-jpn (2014年11月29日閲覧)
参考文献
編集- 細川周平、片山杜秀 監修『日本の作曲家 : 近現代音楽人名事典』日外アソシエーツ、2008年。ISBN 978-4-8169-2119-3。
- 根岸一美『ヨーゼフ・ラスカと宝塚交響楽団』大阪大学出版会、2012年。ISBN 978-4872593204。
- Fastl, Christian (2018年8月10日). “Laska, Familie” (German). Oesterreichisches Musiklexikon online. 2020年6月18日閲覧。