フレデリック・ショパン博物館
ワルシャワの博物館
フレデリック・ショパン博物館(フレデリック・ショパンはくぶつかん、ポーランド語: Muzeum Fryderyka Chopina)は、ポーランドの首都ワルシャワにある博物館。同国の国民的作曲家であるフレデリック・ショパンに関する展示を行っている。1954年開館。2005年以降はフレデリック・ショパン研究所が施設の運営を行なっている。
フレデリック・ショパン博物館 Muzeum Fryderyka Chopina | |
---|---|
ショパン博物館 | |
施設情報 | |
専門分野 | 人物、音楽 |
学芸員 | Maciej Janicki |
管理運営 | フレデリック・ショパン研究所 |
開館 | 1954年 |
所在地 | ポーランド・ワルシャワ |
位置 | 北緯52度14分11秒 東経21度01分23秒 / 北緯52.23639度 東経21.02306度座標: 北緯52度14分11秒 東経21度01分23秒 / 北緯52.23639度 東経21.02306度 |
外部リンク |
chopin |
プロジェクト:GLAM |
ショパンの出生地であるジェラゾヴァ・ヴォラに分館を有する。
沿革
編集ショパンを記念する博物館の構想は1930年代には既に始まっていた[1]。1935年、カロル・シマノフスキ、ユゼフ・ベックらに代表される世界的な政治文化の著名人が32名らによって構想が立ち上げられ、記念品の収集を始めている。またその際にショパンの親族から13の貴重な資料(手書きの楽譜や手紙など)を購入した。この中にはピアノ三重奏曲の原稿や友人に宛てた手紙、そして父や母に宛てた挨拶文などが含まれていた[1]。
第二次世界大戦が終結した1945年にはショパン研究所が再開し、1953年にオストログスキ邸内へ移転した。この豪邸は現在もショパン博物館として利用されている。現在のはショパン直筆の楽譜や手紙が展示され、ショパンの楽曲によるコンクールなども開催されている[2]。
2010年にはショパン生誕200周年を記念して大規模な改装が行われ、マルチメディア機器を活用した最新の博物館となった[3]。
ギャラリー
編集-
美術館の裏側とその映り込み -
地下1階 -
オーディオルーム -
地上階 -
ショパン最後のピアノ -
ショパンの旅の軌跡(3階) -
ショパンが10歳の時に贈られた懐中時計
脚注
編集- ^ a b “The Frederick Chopin Museum” (ポーランド語). www.chopin.pl. 2009年3月12日閲覧。
- ^ “Fryderyk Chopin Museum - Ostrogski Castle”. eGuide / Treasures of Warsaw on-line. 2009年3月12日閲覧。
- ^ “Fryderyk Chopin Museum (Muzeum Fryderyka Chopina) | WarsawTour - Official Tourist Portal of Warsaw”. www.warsawtour.pl. 2010年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月12日閲覧。