ニーズ

生物が健康な生活をおくるのに必要なもの

ニーズ (needs)は、欲求要求(require)、需要(demand)。

マーケティング用語として用いる場合、フィリップ・コトラーの定義によれば、人間生活上必要なある充足感が奪われている状態のこと。これを満たす(特定の)モノはウォンツ (wants) と呼ぶ。顧客からの要望というときに使うことがある。我がまま、難題までも一括りにしてしまっていることがある。その見極めが出来るか否かが課題となる。

顧客の意識のしかたによって2種類に分類できる[1]

顕在ニーズ
顧客が「これが欲しい」と具体的、明確に表現する需要(demand).
潜在ニーズ
顧客がまだ気付いていない、または明確に表現できず、宣伝・商品を見て初めて「こんなものが欲しかった」と気付く需要。

脚注

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  1. ^ 延岡健太郎『MOT[技術経営]入門』日本経済新聞社、2006年、122頁。ISBN 4-532-13321-1