デュピュイ・ド・ローム (情報収集艦)
デュピュイ・ド・ローム(フランス語:Dupuy-de-Lôme, A 759)は、フランス海軍の情報収集艦である。艦名は海軍技術者であったアンリ・デュピュイ・ド・ローム(en:Henri Dupuy de Lôme)に由来する。
デュピュイ・ド・ローム | |
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基本情報 | |
建造所 | ロイヤル・ニエステル・サンデルデルフザイル造船所 |
運用者 | フランス海軍 |
艦種 | 情報収集艦 |
艦歴 | |
起工 | 2002年12月1日 |
進水 | 2004年3月27日 |
就役 | 2006年6月23日 |
要目 | |
排水量 |
基準 3,100t 満載 3,600t |
全長 | 102.4m |
最大幅 | 15.8m |
吃水 | 4.9m |
機関 |
ディーゼル・エレクトリック方式、2軸推進 MaK 9M25ディーゼルエンジン × 2基(4,850kW) キャタピラー社補助ディーゼル発電機 × 2基(360kW) 艦首スラスター × 2基 |
速力 | 最大速 16kt |
航続距離 | 巡航16ktで3,400海里 |
乗員 | 30名+技術者80名 |
兵装 | M2機関銃 × 2挺 |
レーダー | DRBN-38航海 × 2基 |
電子戦・ 対抗手段 | ARBR-21レーダー妨害装置 × 1基 |
概要
編集本艦は「ブーゲンヴィル」の後継として建造された。レーダー波や無線電波を捉えるための高度な設備を有し、SIGINT活動に従事する。デュピュイ・ド・ロームは軍事偵察局の職員を載せ、受信する情報は軍事偵察局によって把握される。乗組員は2チーム制がとられ、これによって1年のうち実に350日間も活動することができ、最大限に稼働されている。
艦歴
編集「デュピュイ・ド・ローム」は、ロイヤル・ニエステル・サンデルデルフザイル[1]造船所で建造され、2002年12月1日に起工、2004年3月27日に進水、2006年6月23日に就役しブレスト海軍工廠に配備された。
���注
編集外部リンク
編集- Dupuy de Lôme (A 759) - ウェイバックマシン(2007年12月30日アーカイブ分)海軍公式サイト
関連項目
編集- ウィキメディア・コモンズには、デュピュイ・ド・ローム (情報収集艦)に関するカテゴリがあります。