チベットマカク (Macaca thibetana) は、哺乳綱サル目(霊長目)オナガザル科に属するサルである。日本ではチベットモンキー(Tibetan monkey)と一般に呼ばれる。

チベットマカク
チベットマカク
チベットマカク Macaca sylvanus
保全状況評価[1]
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: サル目 Primate
: オナガザル科 Cercopithecidae
亜科 : オナガザル亜科
Cercopithecinae
: マカク属 Macaca
: チベットマカク M. thibetana
学名
Macaca thibetana
Milne-Edwards1870
和名
チベットマカク
チベットモンキー
英名
Tibetan macaque
Chinese stump-tailed macaque
Milne-Edwards' macaque
チベットマカクの生息図

チベットだけでなく中国の南部から東部一帯の山岳に生息する。尾が短いので、中国語では「四川短尾猴」などとも呼ばれている[2][3]

子供は幼時皮膚が白く、そうした子供を介して群れのリーダーとの関係、群れの仲間とのきずなをお互いに深める性質がある[4]

脚注

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  1. ^ Yongcheng, L. & Richardson, M. (2008). "Macaca thibetana". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2008. International Union for Conservation of Nature. 2009年1月4日閲覧
  2. ^ 蔵酋猴(百度百科) (中国語)
  3. ^ 蔵酋猴(互助百科) (中国語)
  4. ^ サルの赤ちゃん、明日にかける橋 - ダーウィンが来た!生きもの新伝説”. NHK(日本放送協会) (2010年4月18日). 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月26日閲覧。