ソフィー・ネリッセ
ソフィー・ネリッセ(Sophie Nélisse 2000年3月27日 - )は、カナダの女優。
ソフィー・ネリッセ Sophie Nélisse | |||||||||
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2013年 | |||||||||
本名 | ソフィー・ネリッセ | ||||||||
生年月日 | 2000年3月27日(24歳) | ||||||||
出生地 | カナダオンタリオ州ウィンザー | ||||||||
主な作品 | |||||||||
『ぼくたちのムッシュ・ラザール』 『やさしい本泥棒』 | |||||||||
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経歴
編集カナダのオンタリオ州ウィンザーで教師の娘として2000年3月に誕生する[1]。フランス系カナダ人の流れをくむ。兄、ならびに女優としても活躍する妹イザベル・ネリッセがいる[1][2]。4歳の頃、家族とともに同国ケベック州のモントリオールに移る[1]。兄が演技に興味を抱き始めたころ、母親はタレント・エージェントに3人の兄弟姉妹全員を連れて行った。それから、彼女はクリエイティブ・アーティスト・エージェンシーにみいだされ、のち、コマーシャル出演の仕事を得る[2]。
役者デビューは、小学生アリス役でアルジェリア人の小学校教師バシール・ラザール役 (俳優ムハンマド・フェラグ)とともに出演する数々の賞を受賞した2011年公開のドラマ映画『ぼくたちのムッシュ・ラザール』。この役によってジニー賞ならびにジュトラ賞最優秀助演女優賞を授与され、2013年度ヤングアーティスト賞最優秀主演若手女優賞(国際長編映画部門 )で候補となる[1]。Marie Gélinas役で2012年の映画『Ésimésac』に出演したのち、作家マークース・ズーサックの同名小説を原作とする映画『やさしい本泥棒』の主役リーゼルのキャスティングに参加、役柄を勝ち取る、共演者にはジェフリー・ラッシュ、エミリー・ワトソン等。映画の中で第二次世界大戦期のナチス・ドイツで9歳の女の子リーゼルを演じる。フェニックス映画批評家協会賞、サテライト賞新人賞、放送映画批評家協会賞若手女優賞等ノミネートを含む数々の賞を授与された。作家キャサリン・パターソンの同名小説を原作の伝記ドラマ映画『ガラスの家族』(The Great Gilly Hopkins)でキャシー・ベイツとともに出演、ギリー・ホプキンス役を演じる[3]。
出演作品
編集年 | 作品 | 役名 | 備考 |
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2011年 | ぼくたちのムッシュ・ラザール Monsieur Lazhar |
アリス | |
2013年 | やさしい本泥棒 The Book Thief- Die Bücherdiebin |
リーゼル | |
2014年 | 完全なるチェックメイト Pawn Sacrifice |
幼少期のジョーン・フィッシャー | |
ギリーは幸せになる The Great Gilly Hopkins |
ギリー・ホプキンス | ||
2019年 | クロース:孤独のボディーガード Close |
ゾーイ・タナー | Netflix配信 |
海底47m 古代マヤの死の迷宮 47 Meters Down: Uncaged |
ミア | ||
2020年 | 私立探偵エイブ 折り紙殺人事件 The Kid Detective |
キャロライン |
脚注
編集- ^ a b c d “Sophie Nélisse Bio”. Tribute.ca. 2014年2月7日閲覧。
- ^ a b Cassandra Szklarski (2012年3月6日). “Sophie Nelisse of 'Monsieur Lazhar' takes Genie nomination in stride”. StAlbertGazette.com. 2014年2月7日閲覧。
- ^ Nancy Tartaglione (2014年2月6日). “Berlin Briefs: Sophie Nélisse To Play ‘Gilly Hopkins’; More”. Deadline.com. 2014年2月7日閲覧。