サモス島
サモス島(サモスとう、Σάμος / Samos)は、エーゲ海の東部、トルコ沿岸にあるギリシャの島。トルコ語名はスィサム島 (Sisam Adası)。
サモス島 Σάμος | |
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サモスの町ヴァティの街並み
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地理 | |
座標 | 北緯37度45分 東経26度50分 / 北緯37.750度 東経26.833度 |
面積 | 477.395 km2 |
最高地 | ケルケテウス山 (1,434 m) |
行政 | |
国 | ギリシャ |
地方 | 北エーゲ |
県 | サモス県 |
統計 | |
人口 | 32,642人 (2021年現在) |
人口密度 | 68 /km2 |
ギリシャ神話の主神ゼウスの正妻である女神ヘーラーの生まれた島とされ、彼女を祭った神殿遺跡は1992年に「サモス島のピタゴリオとヘーラー神殿」としてユネスコの世界遺産に登録された。エピクロスやピタゴラスの生まれた島でもある。
地理
編集位置・広がり
編集サモス島はエーゲ海東部���あり、アテネから東へ約250km、レスボス島から南へ約175km、ロードス島から北西へ約190km、イズミルから西南へ約80kmの距離にある。トルコの沿岸に位置しており、両者を隔てる海峡の幅は最も近いところで1kmほどである。
地勢
編集東西43km、南北19kmの山がちな島で、最高峰は標高1,433mのケルケテウス山。
主要な都市・集落
編集市域に含まれる人口1000人以上の都市・集落には以下がある(人口統計は2001年国勢調査による)。
- サモス(ヴァティ地区) - 6,236人
- ネオ・カルロヴァシ(カルロヴァシ地区) - 5,740人
- ミティリニイ(ピタゴリオ地区) - 2,340人
- ヴァティ(ヴァティ地区) - 2,025人
- ホーラ(ピタゴリオ地区) - 1,448人
- マラトカンボス(マラトカンボス地区) - 1,329人
- ピタゴリオ(ピタゴリオ地区) - 1,327人
行政区画
編集サモス Σάμος | |
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所在地 | |
座標 | 北緯37度45分 東経26度50分 / 北緯37.750度 東経26.833度座標: 北緯37度45分 東経26度50分 / 北緯37.750度 東経26.833度 |
域内の位置 | |
行政 | |
国: | ギリシャ |
地方: | 北エーゲ |
県: | サモス県 |
ディモス: | サモス |
人口統計 (2002年) | |
ディモス | |
- 人口: | 32,642 人 |
- 面積: | 477.4 km2 |
- 人口密度: | 68 人/km2 |
その他 | |
標準時: | EET/EEST (UTC+2/3) |
サモス県
編集サモス県(Περιφερειακή ενότητα Σάμου)は、北エーゲ地方に属する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)である。カリクラティス改革(2011年1月施行)によってイカリア県が分離したため、現在のサモス県はサモス市1市のみからなる。
自治体(ディモス)
編集サモス市(Δήμος Σάμου)は、北エーゲ地方サモス県に属する基礎自治体(ディモス)である。サモス島全体をその市域とする。
現在のサモス市は、カリクラティス改革(2011年1月施行)にともない、サモス島の4自治体が合併して発足した。旧自治体は、新自治体を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)となっている。
下表の番号は、下に掲げた「旧自治体」地図の番号に相当する。下表の「旧自治体名」欄は、無印がディモス(市)、※印がキノティタ(村)の名を示す。
旧自治体 | 綴り | 政庁所在地 | 面積 km2 | 人口 | |
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1 | ヴァティ | Βαθύ | サモス | 125.2 | 12,384 |
4 | カルロヴァシ | Καρλόβασι | ネオ・カルロヴァシ | 100.3 | 9,590 |
5 | マラトカンボス | Μαραθόκαμπος | マラトカンボス | 87.3 | 2,837 |
6 | ピタゴリオ | Πυθαγόρειο | ピタゴリオ (el) | 164.6 | 9,003 |
- Διοικητική διαίρεση νομού Σάμου (πρόγραμμα Καποδίστριας) - 旧サモス県の自治体・集落一覧(1999年 - 2010年)
交通
編集空港
編集港湾
編集- ヴァティ港
- カルロヴァシ港
- ピタゴリオ港
脚注
編集外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、サモス島に関するカテゴリがあります。