キューバズツキガエルOsteopilus septentrionalis)は、両生綱無尾目アマガエル科に分類されるカエル。別名キューバアマガエル

キューバズツキガエル
キューバズツキガエル
Osteopilus septentrionalis
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 無尾目 Anura
亜目 : カエル亜目 Neobatrachia
: アマガエル科 Hylidae
亜科 : アマガエル亜科 Hylinae
: ズツキガエル属 Osteopilus
: キューバズツキガエル
O. septentrionalis
学名
Osteopilus septentrionalis
(Duméril & Bibron, 1841)
英名
Cuban tree Frog

分布

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イギリスケイマン諸島)、キューババハマに自然分布。アメリカ合衆国ハワイ州フロリダ州)、イギリス(イギリス領ヴァージン諸島)、コスタリカ等に移入。

形態

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体長4-14cm。オスよりもメスの方が大型になる。体色は褐色、黄褐色、灰色等で個体変異が大きい。

頭部の皮膚は、頭蓋骨と癒合し硬質になっている。指先にある吸盤は大型で、鼓膜の直径よりも大きい。

生態

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平地から山地の森林等に生息する。夜行性で、街灯に集まることもある。

食性は動物食で、昆虫類節足動物、小型両生類、小型爬虫類、小型鳥類等を食べる。

繁殖形態は卵生で、だけでなく塩分に耐性がある���か汽水域にも卵を産む。

人間との関係

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ペットとして飼育されることもあったが、日本にはあまり輸入されていなかった。

貨物等に紛れ、カリブ海沿岸やハワイ等に移入された。大型で適応力が強く、また貪欲なため本種が移入されたフロリダ州では在来種であるカエルの個体数が減少し生態系への影響が懸念されている。日本には移入・定着していな��ったが、2006年外来生物法により特定外来生物に指定された。

参考文献

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  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド カエル2 南北アメリカ大陸と周辺の島々のカエル』、誠文堂新光社、2006年、65頁

関連項目

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外部リンク

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