ぼくの伯父さんの休暇
1952年のフランス映画
『ぼくの伯父さんの休暇』(ぼくのおじさんのきゅうか、フランス語: Les Vacances de Monsieur Hulot, 英語: Monsieur Hulot's Holiday, Mr. Hulot's Holiday)は、1953年のフランス映画。
ぼくの伯父さんの休暇 | |
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Les Vacances de Monsieur Hulot | |
ロケに使われた「サン・マルク・ホテル」 | |
監督 | ジャック・タチ |
脚本 | ジャック・タチ |
出演者 |
ジャック・タチ ナタリー・パスコー ルイ・ペロー アンドレ・デュボワ |
音楽 | アラン・ロマン |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
公開 |
1953年2月25日 1963年8月3日 |
上映時間 | 88分 |
製作国 | フランス |
言語 |
フランス語 英語 |
概要
編集コメディアンであり映画監督であるジャック・タチの当たり役「ユロさん」を自作自演したシリーズ作。
海辺の避暑地にやって来てバカンスを楽しむユロ氏が、行く先々で珍妙な騒動を巻き起こす。ストーリーらしいストーリーは存在せず、いわゆる「スケッチ・コメディー」(ポートレイト・ムービー形式のコメディ)に仕立てている。フランス人らしいエスプリの効いたコメディ作品である。
なお、原題を直訳すると「ユロ氏の休暇」となり、伯父さんとの表現は出て来ない(本編中にもそのような言及は無い)。 邦題がこのようになったのは、この後に公開された監督出演長編3作目『ぼくの伯父さん』の方が日本では先に公開されたため。
受賞
編集- 1953年度 ルイ・デリュック賞
- 1953年度 カンヌ映画祭 国際批評家賞
ランキング
編集小説版の訳書
編集- 『ぼくの伯父さんの休暇』(1958年に小説化)
- ジャン=クロード・カリエール文、ピエール・エテックス 絵
- 日本語版は小柳帝訳で、1995年にリブロポート、2004年に中央出版、2008年に中公文庫で再版された。
- 『ぼくの伯父さん』ジャック・タチ原案、小説版(姉妹編ではなく別作品)
- ジャン=クロード・カリエール文、ピエール・エテックス 絵・小柳帝訳、中央出版 2022