くれいどるそんぐ 〜昨日に奏でる明日の唄〜
『くれいどるそんぐ 〜昨日に奏でる明日の唄〜』は2004年2月27日にういんどみるより発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームである。ういんどみるオフィシャルダウンロードストアよりダウンロード版が販売されている[4]。
ジャンル | ファンタジーAVG[1] |
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対応機種 | Windows 98/2000/Me/XP[2] |
開発元 | ういんどみる[2] |
発売元 | ういんどみる[2] |
プロデューサー | あごバリア[3] |
キャラクターデザイン | こ〜ちゃ、啼兎☆[2] |
シナリオ | あごバリア、ちゃとら、EQ[2] |
音楽 | Ecnemuse[3] |
発売日 | 2004年2月27日[1] |
価格 | 8,800円[2] |
レイティング | 18禁 |
キャラクター名設定 | 不可[2] |
メディア | DVD1枚[2] |
キャラクターボイス | 主人公以外フルボイス[2] |
CGモード | あり[2] |
音楽モード | あり[2] |
回想モード | あり[2] |
メッセージスキップ | 既読+未読[1] |
オートモード | あり[2] |
ストーリー
編集大昔に人類を救ったとされる竜も、現代では絶滅していた。ある日、聖竜と呼ばれる最強の竜の遺骨とメッセージが王国内で発見される。竜の存在を疑っていた国民も、この大発見に歓喜する。
主人公・クロイス・ターニアは竜の遺骨騒ぎとは無縁に深夜の街をさまよっていた。クロイスは深夜に1人で街を徘徊している怪しげな少女と出会う。その少女・レア・ティータが抱いていた動物は、絶滅したとされる竜の子供だった。
好奇心に負けたクロイスはレアと一緒に仔竜を育て始める。しかし、仔竜の存在を隠すことはできず、やがて国王に知れてしまう。国王から仔竜の引き渡しを命じられたとき、クロイスはとある行動をとる。
登場人物
編集メインキャラクター
編集- クロイス・ターニア(Krois Tania)[5]
- 元王国騎士団の部隊長。戦時中に妹を亡くしたことで、生きる意味を見出だせずに途方に暮れている。妹にかすかに似ているレアと出会ったことで、少しずつ変わっていく。
- レア・ティータ(Rea Teata)[5][6]
- 声 - 日向裕羅
- 身長:141cm B/H/W 68(A)/51/72
- 絶滅したはずの竜を持ち、育てようとしている少女。仔竜を育てるのを手伝ってくれるクロイスを「お兄ちゃん」と呼んで慕っている。クロイスの亡くなった妹と似ている。
- メティス・ゼウ・ジュピス(Metis=Zew=Jupis)[5][6]
- 声 - 成瀬未亜
- 身長:158cm B/H/W 82(C)/57/83
- クロイスが住む国のプリンセス。じっとしているのが苦手な性格のため、城を抜けだしては街の子供たちと遊んでいる。親しみやすい性格なため、国民から慕われている。
- ミル・リゼット(Mill Lisette)[5][6]
- 声 - 金田まひる
- 身長:148cm B/H/W 72(A)/54/76
- 魔法研究機関の長であるネーブル卿の屋敷でメイドとして働く女の子。掃除が大好きであり、よく変な歌を歌いながら陽気に掃除をしている。そのため、クロイスに歌のことをからかわれることがしばしばある。照れ屋であり、からかわれると箒を振り回して怒る癖がある。
- フィアナ・ファウファウ(Fiana Fau-Fau)[2][6]
- 声 - 岩田由貴
- 身長:159cm B/H/W 85(C)/59/87
- 他人となるべく関わらずに生きてきた少女。しかし人間嫌いとう訳ではなく、親しくなった人には生来の優しさを見せる。クロイスと出会い、徐々に本当の自分を見せるようになる。レアが仔竜を見失ったときに、一時的に仔竜をかくまった。
- セレニア・ラスムーン(Selenia Lasmoon)[2][6][7]
- 声 - 北都南
- 身長:163cm B/H/W 86(D)/59/86
- クロイスがよく行く酒場・Oasisの看板娘。酒場で働いているため、愛嬌と料理の腕がよい。笑顔を絶やさず接客をするが、客としてふさわしくない相手には容赦なく熱湯をかける。双子の姉妹がいる。
- アルテ・ラスムーン(Arte Lasmoon)[2][6]
- 声 - 海原エレナ
- 身長:165cm B/H/W 88(E)/58/86
- 王国騎士団の部隊長を務める女性騎士。職業柄、剣術の腕前は一流である。性格は温和で優しい。Oasisで働いているセレニアは双子の姉妹である。
サブキャラクター
編集- ラウス・カイル(Laus Kyle)[1]
- 声 - Prof.紫龍[8]
- 王国騎士団の団長で、クロイスとは長年ライバルだった。優秀な騎士であり、国王と部下から信頼されている。
- ガライ・ラスムーン(Garai Lasmoon)[2]
- 声 - 一条和矢[8]
- セレニアとアルテの父親。昼は冒険者に仕事を斡旋し、夜はOasisのマスターとして働いている。主人公とは昔からの知り合いである。かつては傭兵として働いていたことがあり、今でもその実力は衰えていない。
- ヘンリー・ネーヴル(Henry Navel)[2][8]
- 声 - 一条和矢
- 王家直属の魔法研究機関の最高権力者である。自身も魔法の研究家として一流で、国中に名前を知られている。立場と名声のために、国王に次ぐ権力を持っている。ミルをメイドとして雇っている。ミルに対して厳しい面があるが、それは彼女のことを実の娘のように大切に思っているためである。
- リシア・ゼウ・ジュピス(Lycia=Zew=Jupis)[1][8]
- 声 - 山中荘一
- クロイスの住む国の国王であり、メティスの父親。優れた政治力と国民への思いやりから、名君と慕われている。クロイスを高く評価しており、彼にならば自分の娘を任せられると考えている。
- リト・リゼット(Lito Lisette)[8]
- 声 - 北都南
- ミルの弟。大人のような理性的な話し方をする。少女のような外見をしており、そのことをよくクロイスにからかわれていた。8歳のときに原因不明の病で亡くなっている。
- ハッチャン[8]
- 声 - 小池竹蔵
- ネーヴル氏の邸宅の地下室に封印されていた魔術書。魔術家の間では伝説の書として名高い。人の言葉を理解し話すことができる。正式名称が長いため、ミルによって適当に名前を付けられてしまった。魔法に関する知識を多く蓄えている。
関連商品
編集- くれいどるそんぐ 〜昨日に奏でる明日の唄〜 スペシャルガイド[9]
- 本作のビジュアルファンブック。2004年6月20日発行。ISBN 489613995X
- くれいどるそんぐ[10]
- 本作の小説版。ういんどみる原作、岡田留奈著。2004年9月発行。ISBN 4434047019
出典
編集(18歳未満閲覧禁止のサイトを含む)
- ^ a b c d e f PUSH!! 2004年2月号 pp. 126-127
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s PUSH!! 2004年1月号 pp. 130-131
- ^ a b “くれいどるそんぐ”. ういんどみる. 2014年4月17日閲覧。
- ^ “ういんどみるオフィシャルダウンロードストア”. ういんどみる. 2014年4月17日閲覧。
- ^ a b c d PUSH!! 2004年4月号 pp. 134-137
- ^ a b c d e f “くれそんキャラ”. ういんどみる. 2014年4月17日閲覧。
- ^ ういんどみる『くれいどるそんぐ 〜昨日に奏でる明日の唄〜 スペシャルガイド』メディアックス、2004年、16頁。ISBN 4-89613-995-X。
- ^ a b c d e f ういんどみる『くれいどるそんぐ 〜昨日に奏でる明日の唄〜 スペシャルガイド』メディアックス、2004年、30-31頁。ISBN 4-89613-995-X。
- ^ ういんどみる『くれいどるそんぐ 〜昨日に奏でる明日の唄〜 スペシャルガイド』メディアックス、2004年、128頁。ISBN 4-89613-995-X。
- ^ “くれいどるそんぐ : 昨日に奏でる明日の唄”. 国立国会図書館. 2014年4月17日閲覧。
外部リンク
編集- ういんどみる公式サイト(年齢確認あり)