赤木泰文
赤木 泰文(あかぎ ひろふみ、1951年 - )は、日本の工学者。東京工業大学名誉教授。
パワーエレクトロニクスの第一人者として知られ、2018年には日本人として初めてIEEE メダル イン パワーエンジニアリングを受賞した。
人物・経歴
岡山県岡山市生まれ。1970年岡山県立岡山大安寺高等学校卒業。1974年名古屋工業大学工学部電気工学科卒業。1979年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程電気工学専攻修了、長岡技術科学大学工学部助手。1981年長岡技術科学大学工学部講師。1984年長岡技術科学大学工学部助教授。
1987年マサチューセッツ工科大学客員研究員。1991年岡山大学工学部教授。1996年ウィスコンシン大学マディソン校客員教授、マサチューセッツ工科大学客員教授。2000年東京工業大学大学院理工学研究科教授。
2007年IEEE Power Electronics Society President。2015年IEEE Division II Director。2016年東京工業大学工学院教授。パワーエレクトロニクスの第一人者として知られる[1][2]。
2018年には日本人として初めてIEEE Medal in Power Engineeringを受賞した[3]。2020年欧州パワーエレクトロニクス学会(EPE: European Power Electronics Association)の最高位賞 EPE Gaston Maggetto Medal(ガストン・マジェット・メダル)を受賞[4]。
受賞・栄典
脚注
- ^ 「経営ひと言/東京工業大学大学院理工学研究科・赤木泰文教授「専門外に戸惑う」 」日刊工業新聞(2015/4/29 05:00)
- ^ a b c d 10年先を見据えたパワエレ技術の応用で企業との大型共同研究を次々と推進 ― 赤木泰文
- ^ a b 赤木泰文特任教授がIEEEメダル授賞式に出席
- ^ a b 赤木泰文名誉教授がEPEの最高位賞「ガストン・マジェット・メダル」を受賞IEEEメダル(2018年)とのダブル受賞は世界初東京工業大学2020.10.09
- ^ ヒロセ賞に赤木泰文氏(東工大名誉教授) 都内で贈呈式日刊工業新聞2021/3/30 05:00