木履寮駅
阿里山森林鉄路の駅
木履寮駅(もくりりょうえき,ムーリーリャオえき)は、台湾嘉義県竹崎郷にある阿里山森林鉄路阿里山線の駅。 標高324メートルの無人駅で、竹崎駅から始まる登坂区間最初の駅。旅客扱いはなく、上下列車交換のための運転停車のみとなっている。
木履寮駅 | |
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木履寮 ムーリーリャオ Mujiliao (Muchiliao -2003) | |
所在地 | 台湾嘉義県竹崎郷復金村第3鄰木履寮36-37号 |
所属事業者 | 阿里山森林鉄路(林務局) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1912年10月1日 |
乗入路線 | |
所属路線 | ■阿里山線 |
駅番号 | 363 |
キロ程 | 18.9 km(嘉義起点) |
◄竹崎 (4.7 km) (4.4 km) 樟脳寮► |
木履寮駅 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 木履寮車站 |
簡体字: | 木履寮车站 |
拼音: | Mù lǚ liáo Chēzhàn |
注音符号: | ㄇㄨˋ ㄌㄩˇ ㄌㄧㄠˊ ㄔㄜ ㄓㄢˋ |
発音: | ムーリーリャオ チャーヂャン |
台湾語白話字: | Ba̍k-lí-liâu Tshia-tsām |
日本語漢音読み: | もくりりょうえき |
日本語慣用読み: | きはきりょうえき |
英文: | Mujiliao Station |
駅名
編集付近で原生するウラジロエノキが木靴の材料として良質であり、日治時代には下駄の加工工場があったことから、一帯の集落は 木靴を示す現地語の木屐から派生した「木屐寮(台語:Ba̍k-kia̍h-liâu)」と名付けられた。その後「屐(注音:ㄐㄧ)」が同義語かつ日本語では同音の「履(注音:ㄌㄩˇ)」になり「木履寮(台語:Ba̍k-lí-liâu)」という現在の駅名となっている[1]。周辺には牛稠渓(朴子渓の上流域)の支流として木屐渓という名前が現在も残っている。
駅構造
編集交換可能な副本線1線をもつ地上駅だが、ホームと駅舎は既に撤去された。駅の詰所らしき建物が残っているだけである。
駅周辺
編集- 嘉117号郷道
- 木屐渓