名古屋市営地下鉄東山線

名古屋市営地下鉄の路線

東山線(ひがしやません)は、愛知県名古屋市中川区高畑駅から同市名東区藤が丘駅までを結ぶ、名古屋市営地下鉄の路線である。『鉄道要覧』における名称は1号線東山線、都市計画上の名称は名古屋市高速度鉄道第1号線ラインカラー黄色(菜種色、ウィンザーイエロー )で、杉本健吉の提案による旧車両(黄電)の車体色に由来する。駅ナンバリングで用いられる路線記号はH

名古屋市交通局 東山線
N1000形電車(藤が丘駅)
N1000形電車(藤が丘駅)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 愛知県名古屋市
種類 地下鉄
路線網 名古屋市営地下鉄
起点 高畑駅
終点 藤が丘駅
駅数 22駅
路線記号 H
路線番号 1号線
路線色       黄色(菜種色、ウィンザーイエロー)
DIC 2534[1]
開業 1957年11月15日
最終延伸 1982年9月21日
所有者 名古屋市交通局
運営者 名古屋市交通局
路線構造 地上区間:一社 - 藤が丘間
車両基地 高畑車庫藤が丘車庫・藤が丘工場
使用車両 車両の節を参照
路線諸元
路線距離 20.6 km
軌間 1,435 mm
線路数 複線
電化方式 直流600 V 第三軌条方式[2]
最小曲線半径 125 m
閉塞方式 車内信号式
保安装置 CS-ATCATO
最高速度 65 km/h[3]
路線図
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すべての駅でmanaca(2011年2月11日に導入)などの交通系ICカード全国相互利用サービス対応カードが使用できる。

概要

名古屋市で最初に開業した地下鉄路線であり、同市内を東西に横断し、都心部の名駅地区(名古屋駅周辺)と一大繁華街を通って市東部を結んでおり、市内交通の大動脈を担っている。沿線に東山動植物園(東山公園駅からすぐ)があり、東山動植物園にちなんで東山線と名付けられた。一社駅 - 上社駅間から藤が丘駅までは地上区間で高架線となり、上社駅 - 本郷駅間では植田川の真上に高架が建てられている。そして本郷駅 - 藤が丘駅間で北へ大きくカーブし、東名高速道路を跨ぐ。東端の藤が丘駅では愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)に接続し、名古屋市営地下鉄の路線で唯一、名東区を通っている。名古屋駅以西は太閤通をまっすぐ西へ進むルートにはなっておらず[注釈 1]、北へ迂回して亀島や本陣を経由し、中村公園駅以遠は起点の高畑駅まで南北に路線が敷かれている。全体的に浅い場所を走っているが、1980年代に開業した高畑駅 - 中村公園駅間には15mを超える深さのホームを有する駅もある。亀島駅の先では名鉄名古屋本線と地下で交差しているが、東山線としては珍しく、名鉄線の下を通っている。

名古屋市営地下鉄の中で最も利用者が多い路線である。純利益額は日本の公営地下鉄では、長らく大阪市営地下鉄御堂筋線に次ぐ第2位だったが、2018年4月1日をもって御堂筋線が大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) に移管され民営化されたため、公営地下鉄では第1位となった(参照:日本の地下鉄#日本の地下鉄の経営状況)。

名古屋市街の主要部を走るため利用者が非常に多く、朝ラッシュ時には約2分間隔、夕方ラッシュ時は約3分間隔で列車が走り、日本国内でも有数の高頻度運行路線である。利用者が多い割に列車編成が短いため名古屋駅 - 今池駅間を中心に車内は終日混雑しており、また同市東部(本山駅 - 藤が丘駅間)も住宅地のため、特に朝夕は混雑している。一方、名古屋駅以西はJR東海関西本線が八田駅、近鉄名古屋線が近鉄八田駅に停車すること、また都心からの直通バスが多く走っていることなどから、比較的空いている。

1980年代には最混雑区間の名古屋駅 → 伏見駅間で混雑率が250%を超えていたが、1989年に今池駅までバイパス路線の役割を担う桜通線が開業して以降は180%程度まで落ち着いた。その後も名城線の環状化、桜通線の延伸など他路線の利便性の向上に伴って輸送量の減少が続き、2010年度以降は混雑率が140%程度で推移している。

建設当時の名古屋市の財政事情もあって、建設費を抑制するため地下区間ではトンネル断面を小さくしたことで、東山線の7年後に開業した名城線とともに小型車両が用いられている[注釈 2]。さらに、一社駅を過ぎると地上に出て、終点の藤が丘駅までの区間は高架線とすることで、同様に建設費を抑制している。名古屋市営地下鉄で最初に開業した路線であるため、駅の雰囲気は全体的に古く、ホームや通路が狭い箇所が多いほか、桜通線などの新規建設路線と比べると島式ホームが少ない。

車両基地は、両端の藤が丘駅と高畑駅に存在する。当初は栄駅の東側[注釈 3]や池下駅の北側[注釈 4]にあった。

2005年に開催された愛知万博を契機に、日本語のほか、在住者の多い英語中国語普通話)・ポルトガル語ブラジルポルトガル語)・朝鮮語の計5か国語による車内放送が、名古屋駅発車時(藤が丘行)と到着時(高畑行)、藤が丘駅到着時、そして藤が丘駅停車中(高畑行)に流れるようになり、万博閉幕後も継続されていたが、2019年から駅到着時に駅ナンバリングの放送が導入されたことにより、見直された。このことは、名古屋市内で地下鉄、名鉄などの主要駅や幹線道路沿いに5か国語表示の案内の設置を進める先駆けとなった。

使用されている接近メロディは、藤が丘方面が「ドリーム」、高畑方面が「イエローライン」である[4]

2015年9月から2016年2月にかけて高畑駅から順次各駅に可動式ホーム柵(ホームドア)が設置され[5][6]、藤が丘駅を最後に全駅に設置が完了した。これに伴い、2015年9月1日のダイヤ変更から運転システムのATO化が行われたが、これとほぼ同時に高畑駅 - 藤が丘駅間の所要時間が37分から40分と少し延びている。そして2016年7月1日から高畑駅 - 亀島駅間と池下駅 - 藤が丘駅間の各区間でワンマン運転が開始された[7]。亀島駅 - 池下駅間は従来通り車掌が乗務していた。2017年7月1日からは全線区間でワンマン運転が開始されている[8]

可動式ホーム柵は、女性専用車両が停車する位置のものは薄い黄色で、他は白色となっているが、一部、駅の雰囲気に合わせ、女性専用車以外は異なった色で塗られていることも多い。また、線路側に掲出されている駅名標には、各駅ごとに駅カラーを定めている。

2018年現在、高畑駅以南港区方面は名古屋臨海高速鉄道あおなみ線、藤が丘駅以東長久手市方面は愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)があるため延伸計画は全く存在しないが、1960年代には長久手町役場(現・長久手市役所)方面への延伸計画があり、その後様々な理由で中止になった。藤が丘駅から先への線路は東方の藤が丘車庫への車庫線のほか、北へ若干延びて引き上げ線として使われているが、守山区や尾張旭市方面への延伸計画は元より存在しない。

路線データ

停車場・施設・接続路線
 
0.0 H01 高畑駅
   
高畑車庫
 
 
 
0.9 H02 八田駅
 
 
 
 
 
 
 
JR東海関西本線
 
 
 
 
 
 
 
近鉄名古屋線近鉄八田駅
 
2.0 H03 岩塚駅
 
3.1 H04 中村公園駅
           
JR東海:リニア中央新幹線(建設中)
 
3.9 H05 中村日赤駅
 
4.6 H06 本陣駅
 
5.5 H07 亀島駅
           
  JR東海:東海道新幹線
           
JR東海:東海道本線
         
名鉄名古屋本線
       
  桜通線
           
JR東海:リニア中央新幹線(建設中)
 
 
 
 
 
 
   
 
 
 
 
6.6 H08 名古屋駅
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
近鉄名古屋駅名鉄名古屋駅
         
近鉄:名古屋線
       
名臨高あおなみ線
         
JR東海:関西本線
         
JR東海:東海道新幹線
       
JR東海:中央本線
       
JR東海:東海道本線
       
名鉄:名古屋本線
 
柳橋駅 未成駅
 
堀川
 
  鶴舞線
     
8.0 H09 伏見駅
 
  名城線
 
 
 
 
 
9.0 H10 栄駅
 
 
 
 
 
 
栄町駅 名鉄瀬戸線
 
10.1 H11 新栄町駅
   
JR東海:中央本線
 
 
 
 
 
 
11.0 H12 千種駅
     
 
  桜通線
     
11.7 H13 今池駅
   
旧池下車庫
 
12.6 H14 池下駅
 
13.2 H15 覚王山駅
 
  名城線
     
14.2 H16 本山駅
 
15.1 H17 東山公園駅
 
16.2 H18 星ヶ丘駅
 
17.5 H19 一社駅
 
 
名古屋第二環状自動車道
 
18.6 H20 上社駅
 
19.3 H21 本郷駅
 
東名高速道路
 
 
 
 
 
 
20.6 H22 藤が丘駅
     
藤が丘車庫・藤が丘工場
 
愛知高速交通東部丘陵線
  • 路線距離(営業キロ):20.6km
  • 軌間1435mm
  • 駅数:22駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線(直流600V・第三軌条方式
  • 地上区間:一社 - 藤が丘間
  • 閉塞方式ATO
  • 最小曲線半径:125m(名古屋 - 伏見間)
  • 最高速度:65km/h[3]
  • 1編成の両数:6両
  • ホーム最大対応両数:6両

運行形態

原則として全線通しの運転であるが、始終発は以下の通り区間運転となる(2022年現在)[9]

  • 藤が丘方面
    • 始発:岩塚駅発
    • 終発:星ヶ丘駅止まり
  • 高畑方面
    • 始発:池下駅発
    • 始発の次:星ヶ丘駅発
    • 終発:岩塚駅止まり

ダイヤは、平日の朝ラッシュ時は約2分間隔で毎時最大29本が運行され、昼間時は6分間隔、夕ラッシュ時は3分間隔、早朝・夜間は約8分間隔、土曜・休日の朝は4分間隔、昼間から夕方は5分間隔で運行される。2004年の名城線環状化と同時に東山線の列車も若干減便されたものの、2022年までは昼間の運転間隔は最大でも5分を維持していた。2022年の改正で平日昼間の運転間隔が6分に延ばされている(これにより平日昼間は名城線金山駅 - 大曽根駅より本数が少なくなった)。なお、終電(終電延長時に増発される2往復の列車を含む)に限り栄駅で停車時間を長くとる。

早朝および深夜帯は、車内アナウンスの広告や乗換案内は省略され、代わりに出口(改札口)の閉鎖案内が流れるようになる。また、終電は発車の際の自動放送も「○○行き、最終電車」と、終電であることを強調するものになる。

毎年の大晦日から正月三が日(1月1日 - 3日)には昼間時5分間隔の「年末年始ダイヤ」[注釈 5]で運行され、大晦日から元旦までは終夜運転が行われる(30分間隔の全線通し[注釈 6])。この日のみ、岩塚駅・星ヶ丘駅発着の列車が終点の高畑駅・藤が丘駅まで臨時に延長運行される。

1969年に藤ヶ丘駅(現・藤が丘駅)まで延伸開業してから、1982年に高畑駅まで開業するまでの間は、星ヶ丘駅折り返しの列車も多く運転されていた[注釈 7]が、それ以降、星ヶ丘駅行は終電のみの運行となっている。なお、現在でも台風などによる地上区間の運転休止の場合、星ヶ丘駅で折り返しをしている。その際、同駅から藤が丘駅までは市バスによる代行運転が行われる。

岩塚駅始発の電車は、2番線(高畑駅方面乗り場)から発車する。ただし線路工事等の都合上、1番線から発車する場合もある。

現在のダイヤでは池下駅止まりの定期営業列車は存在しない[注釈 8]が、夜間には同駅からの始発列車へ送り込むため、藤が丘駅から池下駅へ毎日1本定期回送列車が運行されており、同駅到着後、今池寄りの引上線にて夜間滞泊する。

かつては、平日でも高等学校の夏休みや冬休みなど長期休暇の場合は夕方の時間帯に減便される「休校期ダイヤ」が設定されていた(2019年度をもって廃止)。また、金曜日および休日の前日(お盆・年末年始、土曜日、日曜日、休日を除く)に限り終電を繰り下げていた[12]。終電繰下げは、2013年12月20日と27日の両金曜日に試行し[注釈 9]、2014年7月4日より本格実施に至った[13]。しかし新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、2020年4月24日から運行を休止し[14]、同年6月5日に再開するも[15]、同年8月7日から再度休止となり[16]、再開されることなく、2022年9月17日のダイヤ改正により同月16日付で廃止されている。なお、この増便が行われる日は、市バスの深夜1号系統のうち1本が運休となっていた。

車両

東山線は建築限界の関係で、使用されている車両が小さいのが特徴である。車体長は15.5m級、車体幅は2.5m級であり、東京メトロ銀座線の車両の大きさに近い寸法となっている。また、小断面化と軽量化のための工夫が随所に見られ、小径弾性車輪直角カルダン駆動モノコック構造の車体、床下機器のボディーマウントなど、市電時代からのアイディアも取り入れた新機軸が多数盛り込まれた。5000形登場前までの車両は天井の低い室内での蛍光灯の隅配置(天井と幕板の接合部に配置)や網棚の非設置など、日本では他にあまり見られない特徴を持っている。

東海地区で初めて、女性専用車両が設定された路線でもある。東山線での設定は藤が丘方面行車両の先頭から4両目(高畑方面行では先頭から3両目)である。2002年9月30日から痴漢行為等迷惑行為防止を目的として平日始発から9時までの時間帯1両を女性専用とし[17]、翌2003年から本格的に実施された[18]。その後、2008年6月2日からは17時 - 21時の時間帯にも設定、2015年4月からは終日設定となった。なお、女性専用車両であることを示す黄色いステッカーを車体側面に貼付し、駅では2008年6月2日の時間帯拡大時より接近放送の最後に「女性専用ステッカーのある車両は、女性専用となっています。」の放送がなされる(設定当初から2015年3月までは時間を限って設定していたため、「只今の時間」が加えられていた)。各駅のホームの女性専用車両の位置にはホーム上と可動式ホーム柵にもステッカーが貼られており、女性専用車両の位置の可動式ホーム柵は薄い黄色に設定されている。

2015年8月28日に5000形が営業運転を終了したことにより、名古屋市営地下鉄の路線の中で、名城線名港線に次いで2番目にVVVFインバータ制御を搭載した車両に統一され、上飯田線に次いで2番目に車椅子スペース設置率100%を達成した。

東山線は1960年(昭和35年)、日本国内で初めて自動列車運転装置(ATO)による自動運転を実施した路線である[19][20][21]。システムは日立製作所が開発したもので、路線長が短いことや運行車種も一つであることからATOは車上装置による地上パターン方式(地上プログラム方式)とし、地上装置側より地上子、さらに車両側の車上子へ制御プログラムを送信して、車上装置で車両側の制御機器を操作するものである[19][22]。運転区間は名古屋 - 栄町間(下り線約2.5 km)であり、車両は100形105・106号車(ATOは105号車に搭載)を使用した[21]1960年(昭和35年)10月21日[23](10月24日となっている資料もある[20])から夜間終電後に2か月間実施し、乗り心地は問題なく、駅停止精度は当初±54 cm以内の精度であったが、種々改良の後は±50 cm以内を確保した[21](第1次現車試験)。1961年(昭和36年)12月から翌1962年(昭和37年)5月まで営業時間帯の手動運転中に電子機器の耐久試験を行いながら、月に1回のATO走行試験を行った[21](長期耐久試験)。現車試験ならびに長期耐久試験は成功に終わったが、安全性やコスト面に課題が残され、実用化には至らなかった[21]。その後、1963年(昭和38年)1月10日から2月10日には営業運転に使用された[22]

2015年9月1日のダイヤ変更からATOによる自動運転、2016年7月1日からワンマン運転が開始された[7]

現用車両

過去の車両

歴史

年表

  • 1950年昭和25年)1月19日建設省告示第9号で計画決定[24]
  • 1954年(昭和29年)8月:名古屋 - 栄町間を着工[24]
  • 1957年(昭和32年)11月15日:1号線として名古屋駅 - 栄町駅(現在の栄駅)間 (2.4km) が開業[2]。100形電車営業運転開始。
  • 1960年(昭和35年)
    • 6月15日:栄町駅 - 池下駅間 (3.6km) が開業。
    • 10月21日:名古屋駅 - 栄町駅間下り線で夜間終電後に自動列車運転装置(ATO)の現車試験を開始[25](10月24日となっている資料もある。現車試験は2か月間)。
  • 1961年(昭和36年)5月15日:地下鉄建設工事のため、市電東山公園線覚王山 - 星ヶ丘間の��業休止[注釈 10]
  • 1963年(昭和38年)
    • 1月10日:2月10日まで一時的に自動列車運転装置(ATO)を使用した営業運転を実施[22]
    • 4月1日:池下駅 - 東山公園駅間 (2.5km) が開業[2]
  • 1964年(昭和39年)12月:200形電車登場。
  • 1966年(昭和41年)6月1日:栄町駅を栄駅に、伏見町駅を伏見駅にそれぞれ改称。
  • 1967年(昭和42年)3月30日:東山公園駅 - 星ヶ丘駅間 (1.1km) が開業[2]。300形電車営業運転開始。
  • 1969年(昭和44年)
    • 4月1日:中村公園駅 - 名古屋駅間 (3.5km)、星ヶ丘駅 - 藤ヶ丘駅間 (4.4km) が開業[2]。このうち一社駅 - 藤ヶ丘駅間は名古屋市営地下鉄で初めての地上区間となった。
    • 4月25日:1号線の愛称を東山線と決定。5月1日から使用開始。愛称決定までは2号線(現・名城線)の南北線に対して、「東西線」と呼称する場合もあった。
  • 1970年(昭和45年)12月10日:一社駅 - 本郷駅間に上社駅が開業[2]
  • 1980年(昭和55年)7月1日:5000形電車営業運転開始。
  • 1982年(昭和57年)9月21日:高畑駅 - 中村公園駅間 (3.1km) が開業[2]
  • 1983年(昭和58年)10月:250形電車登場。
  • 1988年(昭和63年)7月:100形電車全廃。
  • 1990年平成2年)8月:200形電車全廃。
  • 1992年(平成4年)5月17日:5050形電車営業運転開始[26]
  • 1999年(平成11年)4月3日:250形電車営業運転終了。
  • 2000年(平成12年)4月11日:300形電車営業運転終了。
  • 2002年(平成14年)9月30日:平日の始発から午前9時まで女性専用車両を導入[17]
  • 2003年(平成15年)6月2日:女性専用車両の運行継続を発表[18]
  • 2004年(平成16年)
  • 2007年(平成19年)3月19日:全駅で列車到着前の接近チャイムに代わり接近メロディを導入。
  • 2008年(平成20年)
    • 3月26日:N1000形電車営業運転開始。
    • 5月1日:地上区間(上社駅 - 藤が丘駅間)で車内灯消灯実施(2015年まで。2022年以降は節電要請時のみ実施)。
    • 6月2日:女性専用車両の運行時間帯を平日の午後5時から9時までに拡大。
  • 2014年(平成26年)
    • 7月4日:金曜日および祝休日前日の最終列車の延長運転開始[13]
    • 9月25日:大雨で高層ビルJPタワー名古屋の建設現場から名古屋駅に水が流れ込み、岩塚駅 - 池下駅間が不通となる[29]。14時45分に全線運転再開[30][31]
  • 2015年(平成27年)
    • 4月1日:女性専用車両の運行時間帯を平日の終日に拡大。
    • 8月28日:5000形電車営業運転終了。
    • 8月30日:5000形電車引退記念イベントとして高畑駅 - 藤が丘駅間で特別列車を運転[32][33]
    • 9月1日:ダイヤ改正。ATOによる自動運転開始。
    • 9月7日:高畑駅から順次可動式ホーム柵使用開始[6]
  • 2016年(平成28年)
    • 2月29日:藤が丘駅の可動式ホーム柵運用開始。この日をもって東山線全駅に可動式ホーム柵整備完了。
    • 7月1日:高畑駅 - 亀島駅間と池下駅 - 藤が丘駅間の各区間でワンマン運転開始[7]
  • 2017年(平成29年)7月1日:全線でワンマン運転開始[8]
  • 2019年(平成31年)2月1日:車内放送で英語のみ駅ナンバリング放送を開始。
  • 2022年(令和4年)9月17日:ダイヤ見直し。平日10時から15時までの運行間隔を5分から6分に変更して列車削減。
  • 2024年(令和6年)

利用状況

名古屋市営地下鉄東山線の輸送実績を下記に表す。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

東山線輸送実績
年度 年間
輸送人員
(千人)
一日平均
輸送人員
(人)
輸送人キロ
(千人キロ)
輸送密度
(人/日)(%)
特記事項
1957年(昭和32年)          
1970年(昭和45年) 342,093
1975年(昭和50年) 520,408
1980年(昭和55年) 560,255
1985年(昭和60年) 593,282
1990年(平成2年) 197,339 540,654 976,952 129,931
1991年(平成3年) 206,189 1,020,303 135,697
1992年(平成4年) 198,041 984,292 130,907
1993年(平成5年) 198,494 543,819 988,865 131,515
1994年(平成6年) 192,323 526,912 960,816 127,785
1995年(平成7年) 193,224 527,934 970,226 129,037
1996年(平成8年) 190,685 522,425 963,762 128,177
1997年(平成9年) 188,029 515,148 956,006 127,145
1998年(平成10年) 186,577 511,170 949,541 126,286
1999年(平成11年) 183,023 501,433 944,258 125,583
2000年(平成12年) 182,243 499,299 940,699 125,110
2001年(平成13年) 176,643 483,953 909,302 120,934  
2002年(平成14年) 178,709 489,614 924,794 122,944
2003年(平成15年) 199,730 547,206 1,029,188 136,878  
2004年(平成16年) 195,275 535,000 976,966 129,933  
2005年(平成17年) 198,706 544,400 1,048,139 139,399 愛知万博開催
2006年(平成18年) 198,873 544,858 1,004,003 133,529
2007年(平成19年) 199,942 547,786 1,020,203 135,683
2008年(平成20年) 200,334 548,860 1,020,079 135,667
2009年(平成21年) 196,979 539,668 1,010,079 134,337
2010年(平成22年) 196,736 539,002 1,025,452 136,381
2011年(平成23年) 198,278 543,227 989,539 131,605
2012年(平成24年) 203,142 556,000
2013年(平成25年) 209,204 573,000
2014年(平成26年) 210,028 575,000
2015年(平成27年) 215,850 590,000
2016年(平成28年) 218,016 597,000
2017年(平成29年) 220,263 603,000
2018年(平成30年) 222,005 603,000
2019年(令和元年)
2020年(令和2年)
出典:
愛知県ホームページ
年度 最混雑区間(名古屋 → 伏見間)輸送実績[36] 特記事項
運転本数:本 輸送力:人 輸送量:人 混雑率:%
1960年(昭和35年) 20 6,900 3,718 54 1960年6月15日、栄町駅 - 池下駅間開業
1963年(昭和38年) 26 7,332 16,584 226 1963年4月1日、池下駅 - 東山公園駅間開業
1965年(昭和40年) 30 8,550 20,070 235
1966年(昭和41年) 30 10,165 24,291 239 1967年3月30日、東山公園駅 - 星ヶ丘駅間開業
1969年(昭和44年) 30 12,784 27,393 214 1969年4月1日、中村公園駅 - 名古屋駅間、星ヶ丘駅 - 藤ヶ丘駅間開業
1970年(昭和45年) 30 12,878 30,734 239
1973年(昭和48年) 30 17,028 37,506 220
1975年(昭和50年) 30 17,100 40,392 236
1979年(昭和54年) 30 17,100 46,724 273
1980年(昭和55年) 30 17,100 45,221 265
1982年(昭和57年) 30 17,100 45,654 267 1982年9月21日、高畑駅 - 中村公園駅間開業
1985年(昭和60年) 30 17,100 42,867 251
1986年(昭和61年) 30 17,100 43,210 253
1987年(昭和62年) 30 17,100 43,896 257
1988年(昭和63年) 30 17,100 42,777 250
1989年(平成元年) 30 17,100 35,910 210 1989年9月10日、桜通線中村区役所駅 - 今池駅間開業
1990年(平成02年) 30 17,100 40,366 236
1991年(平成03年) 30 17,100 40,654 238
1992年(平成04年) 30 17,100 40,729 238
1993年(平成05年) 30 17,100 36,870 216 1994年3月30日、桜通線今池駅 - 野並駅間開業
1994年(平成06年) 30 16,920 36,446 215
1995年(平成07年) 30 16,920 36,068 213
1996年(平成08年) 30 16,920 35,347 209
1997年(平成09年) 30 16,920 33,692 199
1998年(平成10年) 30 16,920 33,205 196
1999年(平成11年) 30 16,920 32,007 189
2000年(平成12年) 30 16,920 31,215 184
2001年(平成13年) 30 16,920 31,272 185
2002年(平成14年) 30 16,920 30,752 182
2003年(平成15年) 30 16,920 28,898 177
2004年(平成16年) 30 16,920 30,796 182
2005年(平成17年) 30 16,920 29,794 176
2006年(平成18年) 30 16,920 29,398 174
2007年(平成19年) 30 16,920 29,383 174
2008年(平成20年) 30 19,314 29,056 150
2009年(平成21年) 30 19,278 28,512 148
2010年(平成22年) 30 19,278 28,262 147
2011年(平成23年) 30 19,242 24,558 128
2012年(平成24年) 29 18,461 25,291 137
2013年(平成25年) 29 18,212 25,224 139
2014年(平成26年) 29 18,102 24,792 137
2015年(平成27年) 29 17,954 25,128 140
2016年(平成28年) 29 17,954 25,180 140
2017年(平成29年) 29 17,954 25,100 140
2018年(平成30年) 29 17,954 24,843 138
2019年(令和元年) 29 17,954 25,351 141
2020年(令和02年) 29 17,954 18,683 104
2021年(令和03年) 29 17,954 21,529 120
2022年(令和04年) 28 17,335 22,502 130
2023年(令和05年) 28 17,335 23,165 134
出典:
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駅一覧

  • 全駅愛知県名古屋市内に所在。
  • 亀島駅 - 名古屋駅間で西区を通るが、駅はない。
  • 八田駅・中村公園駅・中村日赤駅・本陣駅・亀島駅の現場的業務は縁エキスパート株式会社に委託されている。高畑駅・岩塚駅・池下駅・星ヶ丘駅・藤が丘駅は東山線運転区が駅業務も行っている。その他の駅は直営駅。
駅番号 駅名 駅間
キロ
営業
キロ
接続路線 地上/地下 所在地
H01 高畑駅
(中川区役所)
- 0.0 地下区間 中川区
H02 八田駅 0.9 0.9 東海旅客鉄道  関西本線 (CJ01)
近畿日本鉄道E 名古屋線近鉄八田駅:E05)
H03 岩塚駅 1.1 2.0   中村区
H04 中村公園駅 1.1 3.1  
H05 中村日赤駅 0.8 3.9  
H06 本陣駅
(中村区役所)
0.7 4.6  
H07 亀島駅 0.9 5.5  
H08 名古屋駅 1.1 6.6 名古屋市営地下鉄:  桜通線 (S02)
東海旅客鉄道:  東海道新幹線  東海道本線 (CA68)・  中央本線 (CF00)・  関西本線 (CJ00)
名古屋臨海高速鉄道●AN あおなみ線 (AN01)
名古屋鉄道NH 名古屋本線名鉄名古屋駅:NH36)
近畿日本鉄道:E 名古屋線(近鉄名古屋駅:E01)
H09 伏見駅 1.4 8.0 名古屋市営地下鉄:  鶴舞線 (T07) 中区
H10 栄駅 1.0 9.0 名古屋市営地下鉄:  名城線 (M05)
名古屋鉄道:ST 瀬戸線栄町駅:ST01)
H11 新栄町駅 1.1 10.1   東区
H12 千種駅 0.9 11.0 東海旅客鉄道:  中央本線 (CF03)
H13 今池駅 0.7 11.7 名古屋市営地下鉄:  桜通線 (S08) 千種区
H14 池下駅 0.9 12.6  
H15 覚王山駅 0.6 13.2  
H16 本山駅 1.0 14.2 名古屋市営地下鉄:  名城線 (M17)
H17 東山公園駅 0.9 15.1  
H18 星ヶ丘駅 1.1 16.2  
H19 一社駅 1.3 17.5   名東区
H20 上社駅 1.1 18.6   地上区間
H21 本郷駅 0.7 19.3  
H22 藤が丘駅 1.3 20.6 愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)(L01)
  • 名古屋駅と本郷駅は、切符では「なごや」「ほんごう」と平仮名で表記される。また中村公園駅は切符には「なかむら公園」と表記されている[注釈 11]

新駅計画

名古屋駅 - 伏見駅間に「柳橋駅」(仮称)を設置する検討が行われている[37]。場所は錦通江川線が交わる西柳町交差点の西側である[38][39]

1950年時点では「柳橋停留所」として設置が計画されていたが[40]、着工時に十分な利用者数が見込めないとして保留とされた[41]。しかし、後に駅を設置することを見据えて設計が行われ、「柳橋構造物」と称した[41]。「柳橋構造物」は名古屋駅を起点に東へ0K645M地点から0K795M地点までの区間であり[41]、前後の区間で見られる砕石道床ではなく駅部分で用いられるコンクリート道床で建設され、柱の間隔は前後の区間に比べて広くなっている[42]。2012年には1955年に作製された柳橋構造物の平面図が見つかっている[43]

2014年の市議会での質問を受けて名古屋市長河村たかしは柳橋構造物の視察を行い、駅周辺の活性化を狙って新駅の整備に取り組む姿勢を見せた[38][42]中央新幹線の開通に合わせた再開発のため特定都市再生緊急整備地域の指定を受け、この地域に含まれる柳橋駅の設置に国の予算支援を受けられる可能性が浮上したことが背景にある[42]。2018年度には名古屋市が駅構内の配置や工事の方法を検討し、駅の設置が「物理的には可能」であると確認した[39]。一方で混雑の激しい名古屋駅 - 伏見駅間の所要時間が延びることや維持管理費が増えることが指摘されている[38][39]

脚注

注釈

  1. ^ 太閤通の地下には桜通線太閤通駅がある。そこから西へは建設されていない。ただ、中村公園を経て七宝町方面への延伸計画がある。
  2. ^ 仙台市地下鉄東西線都営地下鉄大江戸線横浜市営地下鉄グリーンラインOsaka Metro長堀鶴見緑地線同 今里筋線神戸市営地下鉄海岸線福岡市地下鉄七隈線も同様であるが、これらの路線は鉄輪式リニアモーターカーが用いられている。
  3. ^ 今の路線の新栄町駅寄り。「栄町車庫」と呼ばれていたが、正式には車庫ではなく桜通線太閤通駅で見られた本線を使用した暫定的な検車区であり、池下延伸まで使われた。現在もその名残りでトンネルの幅がやや広くなっている。
  4. ^ 「池下車庫」と呼ばれ、愛知淑徳中学校・高等学校の旧敷地を活用したものであった。車庫の藤が丘移転後、敷地は旧愛知厚生年金会館として活用され、現在はタワーマンションが建っている。
  5. ^ 2014年度までは大晦日は「大晦日ダイヤ」、正月三が日は「正月ダイヤ」と分かれていた
  6. ^ 1975年大晦日から2003年大晦日までは20分間隔、2008年大晦日までは25分間隔だった。
  7. ^ 1969年の藤ヶ丘駅開業時は、4本中3本(平日)又は5本中4本(休日)が星ヶ丘駅で折り返していた。その後1971年11月15日から3本中2本(平日)又は4本中3本(休日)が星ヶ丘駅折返し、1975年3月21日から藤ヶ丘駅直通と星ヶ丘駅折返しの交互運行となった[10]
  8. ^ 東山線が午前0時までに運行を終了していた1976年までは、中村公園駅発の最終電車は池下駅行であった。また、名古屋駅での夜間滞泊もあり、藤ヶ丘駅(現・藤が丘駅)行の初発電車および星ヶ丘駅発の最終電車は名古屋駅始発・終着であった[11]
  9. ^ この時は全線通しの列車1往復の運行であった。地下鉄東山線における最終電車延長の試行実施について (PDF) 、名古屋市交通局報道発表資料(インターネット・アーカイブ)、2013年11月28日、2017年1月9日閲覧
  10. ^ この区間は営業再開されず、1963年に覚王山 - 東山公園間、1967年に東山公園 - 星ヶ丘間が地下鉄開業に合わせて廃止された。
  11. ^ 自動改札導入以前に駅員が目視で切符を判別しやすくするために導入された方式の名残りで、それぞれ名古屋港駅・本陣駅・中村日赤駅との判別を容易にしている。なお星ヶ丘駅と藤が丘駅の切符では、星ヶ丘は「丘」、藤が丘は「藤」をそれぞれ大きな文字にすることで判別を容易にしている。なお、manacaではこの表記ではなく、普通に表記される。

出典

  1. ^ 「名古屋市交通局 旅客サインマニュアル」による
  2. ^ a b c d e f g 新修名古屋市史編集委員会 『新修名古屋市史 第7巻』 名古屋市、1998年3月31日。[要ページ番号]
  3. ^ a b 『日本縦断! 地下鉄の謎』 - 小佐野カゲトシ[要ページ番号]
  4. ^ 列車接近メロディ - 名古屋市交通局
  5. ^ 市営交通事業経営健全化計画・素案 (PDF) 」23頁、24頁
  6. ^ a b 地下鉄東山線に可動式ホーム柵を設置します (PDF) - 名古屋市交通局、2015年6月12日(インターネットアーカイブ)。
  7. ^ a b c 東山線のワンマン運転開始について”. 名古屋市交通局 (2016年6月17日). 2016年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月1日閲覧。
  8. ^ a b 東山線における全線ワンマン運転の開始について - 名古屋市交通局、2017年6月1日[リンク切れ]
  9. ^ 東山線始発・終発時刻”. 名古屋市交通局 (2020年5月23日). 2021年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月2日閲覧。
  10. ^ 名古屋市交通局 営業本部 電車部『開業30周年 地下鉄資料集』1987年、120 - 121頁。 
  11. ^ 『市バス・地下鉄ご案内』、名古屋市交通局発行のリーフレット、1974年7月
  12. ^ 東山線終電延長 名古屋市交通局
  13. ^ a b 地下鉄東山線における最終電車の時刻延長等の実施について』(PDF)(プレスリリース)名古屋市交通局、2014年6月24日。オリジナルの2015年11月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20151117014959/http://www.kotsu.city.nagoya.jp/dbps_data/_material_/localhost/_res/about/press_release/20140624.pdf2018年4月18日閲覧 
  14. ^ 地下鉄・市バスの一部運休について”. 名古屋市交通局 (2020年4月). 2020年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月2日閲覧。
  15. ^ 地下鉄・市バスの運行再開について”. 名古屋市交通局 (2020年5月). 2020年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月2日閲覧。
  16. ^ 市バス・地下鉄の一部運休について”. 名古屋市交通局 (2020年7月). 2020年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月2日閲覧。
  17. ^ a b 女性専用車両を試行導入しました。(名古屋市交通局・インターネットアーカイブ)。
  18. ^ a b 地下鉄女性専用車両運行の継続について(名古屋市交通局・インターネットアーカイブ)。
  19. ^ a b 日立製作所『日立評論』1961年別冊39号「電車自動運転装置 (PDF) 」。
  20. ^ a b 日立製作所『日立評論』1961年別冊40号「列車自動制御装置 (PDF) 」pp.102 - 104。
  21. ^ a b c d e 信号保安協会「信号保安」1962年11月号「名古屋市地下鉄の自動運転装置」pp.6 - 9。
  22. ^ a b c 鉄道電化協会「電気鉄道」1963年11月号「列車の自動運転」pp.25 - 28。
  23. ^ 名古屋市交通局「市営交通70年のあゆみ」(1992年8月)参照[要ページ番号]
  24. ^ a b 『建設省十五年小史』建設広報協議会、1963年10月1日、72頁。NDLJP:3032919/54 
  25. ^ 「市営交通70年のあゆみ」1992年、114頁
  26. ^ 「新型車両が営業運転開始 名古屋市営地下鉄」『交通新聞』交通新聞社、1992年5月20日、1面。
  27. ^ a b 平成16年3月27日(土)から東山線でATC運転開始(名古屋市交通局・インターネットアーカイブ)。
  28. ^ 「鉄道記録帳」『RAIL FAN』第52巻第1号、鉄道友の会、2005年1月号、24頁。 
  29. ^ “地下鉄名古屋駅浸水:高層ビルの掘削工事が原因か”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2014年9月25日). オリジナルの2014年9月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140925034707/http://mainichi.jp/select/news/20140925k0000e040210000c.html 2021年11月1日閲覧。 
  30. ^ “名古屋 浸水の地下鉄全線で運転再開”. NHK NEWS WEB (日本放送協会). (2021年9月25日). オリジナルの2014年9月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140925082345/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140925/k10014867731000.html 2021年11月1日閲覧。 
  31. ^ “地下鉄名古屋駅浸水、ビル建設が原因 竹中工務店陳謝”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2014年9月26日). オリジナルの2014年9月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140925132208/http://www.asahi.com/articles/ASG9T5WBXG9TOIPE03X.html 2021年11月1日閲覧。 
  32. ^ 東山線5000形に引退記念装飾”. 鉄道ファン railf.jp. 鉄道ニュース. 交友社 (2015年7月15日). 2021年8月8日閲覧。
  33. ^ 名古屋市交通局で5000形車両引退記念イベント”. 鉄道ファン railf.jp. 鉄道ニュース. 交友社 (2015年8月31日). 2021年8月8日閲覧。
  34. ^ 名古屋市営地下鉄東山線「覚王山ずい道」が土木学会の「選奨土木遺産」に認定」『鉄道ファン・railf.jp』交友社、2024年9月29日。2024年10月1日閲覧
  35. ^ 名古屋市 不発弾処理終わり交通規制解除 地下鉄運転再開」『メ~テレニュース』名古屋テレビ放送、2024年12月15日。2024年12月15日閲覧
  36. ^ 「都市交通年報」各年度版
  37. ^ 名古屋市会編集委員会 編「柳橋新駅の設置に向けた考え」『広報なごや 市会だより』第180号、名古屋市会、2頁、2022年5月1日https://www.city.nagoya.jp/shikai/page/0000152132.html2022年11月11日閲覧 
  38. ^ a b c 「名古屋 柳橋 伏見 東山線に新駅 市が検討」『中日新聞』2014年3月7日、朝刊、1面。
  39. ^ a b c 垣見洋樹「市議会 地下鉄柳橋新駅の設置構想 市「物理的には可能」」『中日新聞』2019年3月12日、朝刊 市民版、12面。
  40. ^ 名古屋市交通局高速度鉄道建設部計画課 1959, p. 103.
  41. ^ a b c 名古屋市交通局高速度鉄道建設部計画課 1959, p. 129.
  42. ^ a b c 沢田千秋「出番待つ「柳橋駅」 60年前頓挫…リニア開業控え脚光 地下鉄東山線」『中日新聞』2014年4月26日、夕刊、1面。
  43. ^ 横井利明 (2012年8月15日). “都市伝説「柳橋駅」は本当だった...”. 名古屋市会議員 横井利明オフィシャルブログ. 2014年3月6日閲覧。

参考文献

  • 名古屋市交通局高速度鉄道建設部計画課 編『名古屋市高速度鉄道建設史』名古屋市交通局、1959年3月31日。 

関連項目